Q
大学3年生
男性
就活で内定が決まる平均的な時期はいつ頃なのでしょうか?
現在就活中ですが、友人やSNSで「内定が決まった!」という報告をよく見かけるようになりました。
業界や企業によって選考スケジュールが違うと思いますが、一般的に、新卒就活において内定が決まる平均的な時期は、いつ頃なのでしょうか? また、内定が決まるのが早い時期と、逆に「何月までにないとやばい」と言われる遅い時期についても教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
内定時期は人それぞれ! 周りと比較せず自分の軸を持とう
企業が内定を出す時期によりますが、近年は「内々定」という形で3年生のうちに決まるケースも増えているように感じています。
私自身の実感として、特に夏頃のインターンシップ終了後に3年生に、内々定が口約束のような形で出るケースが増えています。近年では、1年生のうちから動いている人たちも多く、早期化が進んでいる状況です。
しかし、これは早期選考の傾向であり、経団連加盟している企業や中小企業などは従来通り4年生になってから、というケースも多くあります。
行きたい企業の情報を集めて出遅れを防ぐ準備をしよう
「いつまでに決まれば安心」という時期を気にするより、自分が行きたい業界や企業の過去の選考スケジュールをしっかり調べ、情報収集を怠らないことが大切です。
「どのように選考が進められるか」「いつ頃に内定を出していたか」といった点ですね。そうすれば、「選考に出遅れた」「行きたい企業の選考がすでに終わっていた」という事態を防げます。
SNSや友人の状況を見て「自分はまだ内定がない」と焦ると、本当にやりたい仕事を見失ったり、最初にもらった内定で妥協して就活をやめてしまったりする傾向があります。
4年生になってから自分が行きたい企業に内定をもらえたケースもありますので、周りと比較せず、自分の軸を持って進めることが最も重要です。
内定の時期は「平均」よりも「自分のペース」を意識しよう
就活では3月に選考が始まり、6月頃には内定が出ることが多い印象です。ただ、これはあくまで平均的な目安で、学生の学部や志望業界、企業によって大きく差があります。
たとえば、インターンでつながった企業からは、3年生のうちに内定をもらうケースもありますし、逆に遅い場合は10月以降に内定が出ることも珍しくありません。
近年は、理系の囲い込みが激しくなってきていて、理系学生は早々に内定が出る人が特に多いと感じています。
卒業直前に自分に合った企業に出会える人もいる
一方で、私がこれまで実際に見てきたなかでは、1月まで内定が決まらなかった学生もいました。
卒業直前まで採用が決まらなかったのですが、志望の業界にこだわり続けて最終的に納得できる内定を得たケースです。
ただし、この時期になると、ほとんどの企業の採用は翌年度卒向けに切り替わるため、実質的に選択肢はかなり限られてしまいます。
ですので、友人やSNSなどで周りの状況と比べて焦らなくても大丈夫! 内定が早く出る人もいれば、遅くても自分に合った企業に出会える人もいます。
焦らず準備を続けることが最終的に満足できる内定につながる
大切なのは、選考のタイミングに惑わされず、自分が納得できる企業を見極めること。
そして、早い段階から自己分析や企業研究、面接練習など、準備をコツコツ進めておくことが、最終的に満足できる内定につながりますよ。
以下の記事では就活のスケジュールの早見表を紹介しています。「どのようなスケジュールで就活を進めれば良いかわからない」と悩んでいる人は、まずは以下の記事をチェックして、今やるべきことに取り組んでいきましょう。
面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人






