Q
大学4年生
男性
就活で親に口出しされるのがストレスです。
現在、就活を進めていますが、親からの過度な口出しや干渉が大きなストレスになっています。
具体的には、「知名度の高い大企業に入れ」「公務員になれ」など、自分の興味がない業界や職種をすすめられたり、「今日の面接どうだった?」と聞かれて答えると「その答え方だと不合格だね」など細かくダメ出しをされたりします。
自分の意志や考えを尊重してくれないことや、手ごたえのない面接についてさらに否定的な意見で口出しされると、焦りやイライラを感じてしまいます。
親が心配してくれているのは理解できますが、親の言いなりにはなりたくありません。そのため、親に就活のことを話したくないと感じています。
就活で親がうるさく口出ししてくる場合、就活経験者の皆さんはどのように対処すべきでしょうか? 適切な距離やコミュニケーションのとり方、親の過干渉に振り回されずに自分の軸で就活を進めるための方法を教えてください!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自分の軸があるのは素晴らしい! 真剣に話す機会を作ろう
「親の言いなりになりたくない」「自分自身で決めたい」というご自身の軸を持っていることは、本当に素晴らしいことです。
逆になかなか自分の軸が持てない人、親の言う通りにしてしまう人もなかにはいます。そのような人は、就活に失敗したときやうまくいかなかったときに、それを乗り越えられるような力が身に付いていないこともあります。
私は子ども達にソフトテニスを指導しているのですが、スポーツの場面でもそれは顕著に表れます。指示待ちでしか動けない人は、失敗したときも他責にしてしまう傾向があり、自ら改善して進んでいく力が弱いです。
反対に、自分の思いを持っている人は失敗しても「次は絶対クリアしてやる」と前向きに行動し、どんどん成長していきます。
だからこそ、自分の軸を大切に就活を頑張ってほしいと思います。
とはいえ、ストレスが続くとやる気も失せてしまうので、どこかで親御さんへの働きかけが必要です。ご自身がストレスを感じていることや、本当はこういうことをやりたい、という思いを、真剣に話す機会を作ってみてください。
お互いの「当たり前」のズレを認識しよう
また、親御さんも、ご自身の経験から「大企業に入れ」「公務員になれ」というのが子どもの幸せにつながると信じて言ってくれているはずです。
そこで、「自分にとっての幸せとは何か」を一緒に話し、お互いの「当たり前」がずれていることを認識できると、「私の就活はこうしていきたい」という点で合意形成が図れるかもしれません。
親御さんに納得してもらえるように、まずは腹を割って話してみてください。
親の意見は「一意見」として受け取り最終判断は自分で下そう
親御さんの影響を受けることなく、「親の言いなりにはなりたくありません」と明言できるあなたは、既に自分の軸で就活を進めようとされていますね。親御さんとの関係を見直す時期でもあるのかもしれないです。
親御さんは、心配や愛情から「知名度の高い大企業に入れ」「公務員になれ」という親が安心できそうな選択肢を進められているのですね。
実際は、スタートアップの企業や副業可能な企業、地方移住など多様な選択肢がありますよね。
いつの時代も「正しさ」というのはなくて、自分が自分の選択に対して「これで良かった」と思えるかどうかということが大きいです。
企業に勤めるのはあなたです。親の意見は情報として「こういう意見もあるんだね」と受け入れながらも、親の意見を参考にするかしないかは、ご自身で都度選択してくださいね。
感謝を伝えつつ「自分の責任で進めたい」と冷静に伝えることが大切
どこかのタイミングで親御さんに、「心配してくれているのは理解できるし、うれしい。でも、就活は自分の責任で進めたいと思っていて、最終的な決断は自分で責任持ちたいと思っているよ。
必要なときに相談させてもらうけれど、自分から相談しないときには口出ししないで見守ってもらえるとありがたいよ」と明確に伝えられると良いですね。
就活について親から反対意見を言われるという人もいると思います。そのようなとき、「親の意見をしっかり受け止めるべきかわからない」と対処法に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。以下のQAでは就活に関して親から反対意見を言われたときの対処法などについてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。
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