Q
大学3年生
男性
就活で「趣味はアイドル」と伝えるのはNGですか?
私の趣味はアイドルの「推し活」で、グッズの購入やライブ、特典会への参加に情熱を注いできました。
しかし、就活のエントリーシート(ES)や面接で「趣味はアイドルです」と伝えると、「仕事と関係ない」「ただの遊び」「オタクすぎて常識がないかも」といったネガティブな印象を持たれ、選考に不利になるのではないかと不安です。
就活で趣味としてアイドルは伝えて良いのでしょうか? 問題ない場合、履歴書の趣味欄への書き方や、面接での言い方について、推し活の経験を効果的に伝えられるように具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「趣味は推し活」と伝えるのがおすすめ! 活動をPRしよう
私なら「アイドル鑑賞」と書くよりも「推し活」という表現にして伝えます。
「推し活」は今、人生を豊かにするものとも言われており、推し活を通じていろいろな気付きをえていると思います。
人生への好影響や社会への影響を「分析」して語ろう
たとえば、「推し活をすることで、落ち込んでいた時期を乗り越えられた」など、推し活を通じて人生が豊かになった経験があるのでしょう。
アイドル活動自体を具体的に語るのではなく、自分自身の人生や社会経済全体のメリットまで分析したうえで語るのがおすすめです。
そうすることで、幼稚っぽくならず、「それをとおして、いろいろ考えているんだな」と知的な側面も伝えられます。
このように、アイドルに焦点を当てるのではなく、「その活動自体をPRする」という方向で考えてみてください。
「趣味はアイドル」でもOK! 個性と関心をアピールできる
趣味としてアイドルの「推し活」であること自体はOKだと思います。
ただ、「趣味はアイドル」とだけ伝えるのではなく、趣味の「アイドルの推し活」をとおして、どんなことを仕事に活かせそうかどうかも合わせて記載することをおすすめします。
たとえば、履歴書の趣味欄へは、「アイドルの推し活:イベントの運営・企画や広報・発信について学ぶのが好きです」ということを付け加えても良いでしょう。
もしくは、抽象度を高めて「音楽・エンタメ業界のトレンド分析(アイドル文化の考察)」などと、単に楽しむだけではなく、その業界を客観的な視点から観察していることなどを伝えられると好印象になるのではないでしょうか。
推し活で培った力や学びを仕事にどう活かせるかを伝えよう
面接で推し活の経験を効果的に伝えられるためには、単に、推しの魅力を語るのではなく、アイドルの「推し活」をとおして磨いてきた力について言葉にして伝えましょう。
たとえば、地方へのライブ遠征のために計画を立てたり、情報収集能力を培うことや、ファン同士のコミュニティ作りなど、日頃取り組んでいることをとおして伝えるのがおすすめです。
面接で趣味について質問された際の面接官に刺さる回答方法については以下の記事で解説しています。「自分の趣味についてどう伝えたら良いかわからない」と悩みを抱えている人はぜひ参考にしてください。
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