Q
大学4年生
男性
就活の交通費がきついです。負担を減らす方法や企業への相談はアリですか?
現在、就活のために地方から都市部へ、または遠方の企業へ行くことが多く、交通費の負担が非常にきついと感じています。
交通費や宿泊費の出費が予想以上に重なり、このままでは多くの選考を受けることが難しくなりそうです。金銭的な不安から、志望度の高い企業でも応募をためらってしまいます。
親からの金銭的な支援が難しいため、自分で負担せざるを得ない状況です。
就活の交通費の負担を減らすには、どうしたら良いでしょうか? また、交通費の支給制度がない企業に対しても、学生側から交通費支給について相談することは可能なのかも教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業への相談はアリ! スケジュールの工夫で負担を減らそう
面接のたびに交通費の負担は大きくなりますね。結論から申しますと、企業にご相談いただくことは可能ですし、むしろ相談したほうが良いと思います。
企業が交通費を支給すること自体は減ってきている傾向にあります。しかし、現在でも距離に応じて遠方の人は負担してくれるところもあります。
スケジュール調整で負担を減らす工夫も大切!
負担額を減らすためには、もし可能であれば、面接のスケジュールを凝縮させることです。1日が無理なら2日間に分けるなど、できるだけ選考の日程をくっつけるのも一つの手です。
とはいえ、面接日程は企業側の都合で決められているため、希望する企業が近い日程になるとは限りませんね。
たとえば、宿泊をする場合は高速バスを利用し、日帰りは新幹線にするなど交通手段を分けることもできるでしょう。
求人票に交通費支給と掲載がない場合、支給されることは少ないと思いますが、ダメもとでエントリー前に確認することをおすすめします。
就活の交通費は工夫と相談で乗り切れる!
就活における交通費・宿泊費の負担は、特に地方の学生にとっては大きな負担ですね。
どうすれば、交通費や宿泊費をそれほど気にせずに納得のできる就活ができるのかをお伝えできればと思います。
スケジュール調整や補助制度の活用で工夫しよう
まずは、スケジュール調整です。複数社の選考を1日にまとめ、同じ日に説明会や面接ができるように調整します。面接の希望日時などを聞かれた場合は、素直に事情を伝えることが重要です。
オンラインで選考が可能ならば、お願いしてみるのも良いでしょう。
次に、大学や自治体の支援制度を利用するのはどうでしょうか。
たとえば、福井県内での就職を希望し、福井県外の大学等に在籍する人・福井県外在住で大学等を卒業してから3年以内の人(卒業後、未就職者の人が対象)には、就職関連活動に関する交通費等の支援制度があるようです。
宿泊費に関しては「就活シェアハウス」が東京や大阪にあります。1カ月単位や週単位で安く借りれるようです。
また、交通費に関しては、夜行バス・LCC(格安航空会社)、JRの学割、新幹線や飛行機の早割などをうまく組み合わせてみてください。
特に最終面接では企業へ確認してみよう
最後に、企業への相談ですが、一次面接では交通費は出ないことが多いようですが、最終面接では交通費が支給される可能性が高いです。
交通費や宿泊費がどうしても必要な場合は、「交通費や宿泊費の補助制度はございますか」と確認してみましょう。
面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人





