Q
大学4年生
女性
就活で「顔採用」は本当にあるのでしょうか?
就職活動を進めるなかで、特定の業界や企業では「顔採用」があるという話を聞きます。私は、自分の見た目に自信がないため、非常に不安を感じています。
実際のところ、就活で顔採用は本当にあるのでしょうか? 顔採用の傾向がある業界・職種や、見た目以外で周囲と差を付けられるような、努力で改善できる具体的な対策を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「顔採用」はあると言える 一歩踏み出して自信を付けよう
「顔採用」とはダイレクトな表現ですね。
「容姿」についていえば、容姿の秀麗さがイメージを大きく左右する職業だと実際にあると思います。
たとえば、キャンペーンガールやモデルといった、「広告塔」として自分が商品の一部になりうる職業は、容姿の端麗さは求められるでしょう。
一方で、ご自身がやりたい職種は何でしょうか。すべての人が容姿を求められているわけではないので、そういった職業を目指しているのでなければ、容姿にこだわりすぎなくて良いと思います。
自信が付けば表情も行動も変わる
もし、自分に自信が持てないのなら、相手から見た印象を上げるように工夫し、努力してみるのはいかがでしょうか。
私自身も、過去、かなり太っていました。そんな自分が嫌だったけれど、何も努力はしていなかったのです。ですが、とある日に洋服を買いに行っても着られなかったことから、一意奮闘しました。
結果、痩せて洋服が着られるようになり、身の回りへの意識や興味が変わっていったので、自分に自信を持つためには何か一歩踏み出してみるのも良いのではないかと思うのです。
「顔採用」は存在しても顔そのものではなく印象が評価される
航空業界のキャビンアテンダント、マスコミ業界のアナウンサー、美容・アパレル業界など、「接客や見た目・表情」などが企業イメージに直結しやすい業界において「顔採用」があると言われています。
しかし、実際は「顔」そのものではありません。その人の全体的な印象で評価されるようです。
つまり、「この人は清潔感が感じられるのだろうか」「表情は明るくて顧客に受けが良いのだろうか」「明るい雰囲気で周りを元気にさせられる印象があるのだろうか」などの点が評価されています。
そのような外見は、その人の内なる心が整えられていなければ、発揮できるものではありません。
要するに、能力や適性、人柄の面がより重要です。いくら外面が良くても、中身が伴っていなければ結局は面接で落とされるだけです。
就活に当たっては十分に自己理解、企業・業界分析等をしたうえで、本番に臨んでください。
「清潔感・表情・態度」など人としての印象力を整えよう
さて、「顔採用」ですが、やはり、「身だしなみ」「表情」「コミュニケーション」「履歴書用写真」などに注意を払ってください。
スーツや靴、カバン、髪型などで不快感を与えないか。表情は明るいか。声のトーンは適切か。背筋を伸ばしているか。話し方は丁寧か。一緒に働きたいと思わせられるか。履歴書の写真はプロに撮影してもらっているか。
表情に関しては、家族や友人に模擬面接の動画を撮影してもらいチェックすると良いでしょう。
このような項目に留意することが重要です。
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