Q
大学4年生
男性
大学4年で休学して就活を遅らせるのはありですか?
現在大学4年生で、周囲の友人が本格的に就活を始めているのを見て焦りを感じています。
正直なところ、まだ将来やりたい仕事が明確に決まっておらず、このままなんとなく就活を進めても、後悔する選択をしてしまいそうで怖いです。インターンにも参加しましたが、入社したいと思える会社がありませんでした。
そこで、1年間休学して、自己分析や興味のある分野の深掘り、資格取得などに時間を費やし、就活を1年遅らせることを考えています。
企業は、4年で休学して就活を遅らせた学生をどう評価するのでしょうか?また、休学経験は就活で不利になるのかも知りたいです。
同じように悩んで休学された方や、キャリアコンサルタントの方から、休学することのメリット・デメリット、そして就活を遅らせることでどのような影響があるか、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
目的と計画次第! 明確な目標を立てて結果を出そう
これは一概に「あり、なし」で判断できるものではなく、休学の目的と計画次第で、メリットにもデメリットにもなります。
メリットになる場合とは、休学中に、たとえば留学、資格取得、長期インターンなど、具体的な目標を立ててそれを達成し、成果を出した場合です。
その経験は、就活において強力な自己PRとなり、有益な休学だったと評価されます。
逆にデメリットになる場合とは、「なんとなく就活から逃げたい」といった曖昧な理由で休学し、1年間を無為に過ごしてしまうことです。
これでは面接でその理由を問われた際に印象がよくありません。
理由が大事! 休学は確かな目的を持っておこなおう
企業の評価としては、休学の事実自体より理由を重視します。
もし、明確に「これがやりたい」という目的意識があるならば、休学して挑戦することをおすすめします。
社会人人生全体で見れば、大学4年時の1年間は決して大きなロスではなく、むしろ自身の価値観を大きく変える有益な時間になる可能性もあります。
中途半端に休学するのではなく、目的を明確にし、その経験を武器にして就活に臨んでください。
目的と成果次第! 企業が見る3つの観点を意識しよう
大学4年で休学して学生の就活を1年遅らせる選択は、「目的と成果が明確なら有効」ですが、不明確ならリスクが勝つのでおすすめできません。
企業が見るのは以下の3点です。
一つ目は、なぜこの1年の休学が必要だったかです。語学力、資格、研究、制作、家業支援など、何に時間を充てたのかを説明できるようにしておきましょう。
二つ目は、期間中に何を達成したかです。数値や成果物で測れる目標を提示し、それをどう達成、あるいは修正していったかを明確にしましょう。
三つ目は、復学後〜入社までのスケジュールです。ここが具体的かつ納得感あるものであれば、マイナスにはなりません。
成果を出すまでの具体的な計画を立てておこう
逆に「自己分析の時間がほしい」だけだと評価は伸びにくく、面接官が「仕事などでも期限の延期が常態化するのではないか」などといった不安を感じる可能性があります。
おすすめは、開始前に「成果の設計図」を作ることです。
たとえば、学会発表1本、資格合格、制作物3点のポートフォリオ、長期インターンで週○時間・改善目標○件などです。
学生の活動では、「休学理由→取り組み→成果→仕事での活かしほう」を一気通貫で語れるように準備しておきましょう。
スケジュールとしては、復学6〜9カ月前に情報収集、4〜6カ月前に応募開始のタイムラインを引くと動きやすいです。
経済面・卒業時期のズレも含め、指導教員と早めに相談しておくと安全です。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。
そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人





