Q

大学4年生
女性

配属面談で内定取り消しになることはありますか?

内定をいただき、来週に配属面談を控えています。

第一志望の部署があり、面談でその希望を伝えたいと思っているのですが、面談の様子によっては「この学生は会社の方針と合わない」と判断され、内定を取り消されてしまうのではないかと不安です。

配属面談で内定が取り消しになる可能性は、実際にあるのでしょうか? また、希望の部署を伝える際に、どのようなことに注意して話せば良いか教えていただきたいです。

内定をいただいた会社に貢献したいという気持ちはあるものの、できれば希望部署で働きたいと思っています。配属面談で意識すべきことや、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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通常配属面談で内定取り消しは起こらない

内定がすでに決まっているのであれば、配属面談が理由で内定が取り消されることはありません。部署の配属は基本的に会社側が決定することです。

面談はあくまでも「希望を聞く場」であって、「希望を叶える場」ではありません。とはいえ、質問者さんのように希望する部署があるなら、その思いはきちんと伝えた方がいいです。

面談は配属希望を伝える場であり評価の場ではない

その際に意識しておくといいのは、「なぜその部署を希望しているのか」「そこでどう貢献できるのか」といった理由をしっかり言語化して伝えること。会社としても、納得できる理由や根拠があれば、その希望を前向きに受け取ってくれる可能性は高くなります。

ただし、繰り返しになりますが、最終的な配属は会社が「この人材がどこで最も活躍できそうか」という視点で決めるものです。「希望は希望、配属は配属」と割り切っておいたほうが、気持ち的にもラクになれると思います。

もし希望部署に配属されなかったとしても、「会社が見立てたフィールドでまず頑張ってみるか」という柔軟さは、キャリアを築くうえで大切な姿勢です。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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内定取消はほぼない! 安心して希望を伝えよう

配属面談で内定取消になるケースは極めて稀で、ほぼないといっていいでしょう。

配属面談は基本的に「適材配置と相互理解」のための場であり、内定可否を決める場ではない(既にそのフェーズは完了している)からです。

内定取消の多くは学歴・経歴の虚偽や重大な非行など採用条件違反であり、希望を述べたから取り消されるものではありません。

希望は戦略的に! 複数選択肢を用意しよう

その点では安心してよい一方、希望を伝える際の伝え方は戦略的におこないましょう。 第一希望の結論だけを強く押し通すのではなく、

①なぜその部署か(自分の強み×成果仮説)を具体の業務に結びつける

②第2・第3希望も「やれる理由」を添えて提示する

③勤務地・勤務形態など譲れる条件と譲れない条件を整理しておく

この3つをセットにすると、配属の選択肢が広がります。

避けたいのは他部署の否定や「希望外では働けない」と受け取られる表現です。(特に、希望の配属先でないと働けない、という態度は、先の質問にあった「内定取消」までは行かずとも、やんわり別の可能性を示唆される可能性もなくはないです)

最後は「まずは割り当てられた部署で早期に成果を出す意志」を明確にし、半年後の面談機会やローテーション制度の有無を前向きに確認すると、評価も配置も進めやすくなります。

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