これはキャリアセンターの先生が言うとおり、どちらでも大丈夫です。

本質的には、企業側担当者は就活生に対し、確実かつ迅速に連絡を送ることができる手段がほしいわけですから、自分にとってより頻繁にメールを確認できるアドレスを就活に使うべきです。

頻繁に確認できる使いやすいアドレスを使おう

「学校のアドレスは卒業後に使えなくなる」というのは事実ですが、就活においてはそれほど重要ではありません。

もし無事に企業に内定すれば、改めて新入社員に対して連絡用メールアドレスを調べる機会があると思いますので、そこでフリーメールアドレスを取得すればよいでしょう。

また、かつては「就活時にGメールなどのフリーアドレスを使うのは貧乏くさいので、大手通信キャリア（ドコモなど）のアドレスを取得するべきだ」という都市伝説まがいの噂が立ったこともありますが、現在はそのような風潮はほぼ無いと思います。

気にせず、使いやすいフリーメールを使用してください。

ほかに気をつけるべき点があるとすれば、就活用のアドレス名は、過度にふざけたものや、あまりに長々しいものにしないということでしょうか。学生時代の、仲間内でのウケ狙いで作ったようなアドレスは、就活に使わないほうが良いでしょう。

就活用メールは、大学アドレスでやり取りすることも問題ありませんが、できれば Gmail などのフリーメールで氏名フルネームを用いた専用アドレスを作り、就活関連の情報をまとめて管理・閲覧できるようにするのがおすすめです。

というのも、大学アドレスは卒業後に使えなくなる、迷惑フィルタで弾かれる、容量制限が厳しい、といったリスクがあります。

加えて、就活本番がはじまると会社説明会や選考の案内など、多くのメールが届きますから、普段大学で使っているメールアドレスを就職活動に利用すると重要な情報を見落としてしまう可能性があります。

以上の理由から、私は就活専用のメールアドレスを用意することをおすすめしています。

署名や設定で効率と印象UP！

フリーメールなら「姓.名」または「姓名ローマ字＋生年下二桁」など、読み取りやすく社会人として違和感のない形式にしましょう。

件名や署名はなるべく毎回同じ型に統一し、署名には氏名、大学・学部学科、電話番号、メール、面接当日の連絡先をデフォルトで入れておくと親切です。

迷惑メール振り分け防止のため、採用関連の差出人ドメインを受信許可に設定し、重要連絡はスレッド固定とスマホ通知をオンにします。

併せてカレンダー連携と雛形（遅刻欠席・お礼・辞退・日程確定）を用意しておくと、返信の速さと正確さで好印象を残せます。