Q
大学3年生
男性
休学したことで就活は不利になりますか?
現在、大学を1年間休学しているのですが、就職活動で不利になるのではないかと不安を感じています。
休学の理由は、留学でこれ自体は貴重な経験になったと思っています。ただ、採用担当の方から見て「卒業が遅れること」や「計画性がない」といったマイナスイメージにつながらないか心配です。
面接で休学の理由を聞かれた際、どのように伝えればポジティブな印象を与えられるでしょうか? また、休学期間を有効活用したことを具体的にアピールするためには、何を意識すべきか教えていただきたいです。
企業側の考え方や、キャリアコンサルタントとしての具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
休学は就活で不利ではない! 動機や具体的なエピソードが重要
休学したこと自体が就活で不利になることはありません。
重要なのは、「なぜ休学したか」という理由と、「休学期間にどのように過ごしたか」という点です。これらを明確に伝えられれば、まったく問題ありません。
むしろ、アピールポイントや強みとしてポジティブに伝えられることもあると思います。
「理由・学び・活かし方」の3点を言語化しよう!
ご質問者さんのように留学の場合は、「なぜ留学をしようと思ったのか」「留学した期間に何を得たのか」「今後どう活かしていくのか」の3点を、一貫したストーリーとして語れるように準備しておくことが重要です。
たとえば、「異文化のなかで英語での発信力を磨きたかった」という明確な理由や、実際に留学期間にあった具体的なエピソードなどですね。
特にグローバル系の企業などを志望している場合は、その企業の業務内容に非常に直結するような強みとして伝えられます。
逆に言えば、「なんとなく行きたかった」という曖昧な理由は、「行き当たりばったりだ」というネガティブな印象を持たれてしまう可能性があるため、注意が必要です。
休学自体は不利ではない! 理由と成果を語ろう
休学自体は就活での不利さの決定打にはなりません。評価は「理由が筋が通っているか」、「期間中に何を計画し、何を得たか」、「仕事にどう転用できるか」で決まります。
面接では、「休学の背景→目的→具体的行動→数や成果物などの成果→再現性」の順で簡潔に語れるよう準備してください。
たとえば、留学なら語学スコアの入出国前後での比較や、現地での課題解決の事例、レポートや発表などのアウトプットを示すと強いです。
企業の懸念を先回りして説明しよう!
もし家庭の事情や健康上の理由の場合は、どのように対処し、復学後はどう再発防止や学習の遅れを取り戻したかを具体的に述べると納得感が出ます。
企業が懸念するのは計画性と継続力ですから、単位取得の見込み、卒業時期、就活スケジュールを明確にし、面接官が不安を持たないよう先回りで説明しましょう。
履歴書の時系列は正直に書き、空白は活動事実で埋めれば評価は十分に挽回できます。
面接本番前の方へ
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