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その他
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警備員に転職する場合、前職調査はどこまでおこなわれますか?
現在、異業種から警備員への転職を考えています。応募先企業から前職調査をおこなう可能性があると言われました。
警備員の仕事は、人の安全にかかわるため、前職での勤務状況や退職理由など、かなり詳しく調べられるのでしょうか? 特に、過去に短期で退職した職歴があり、そこをどう見られるか不安です。
前職調査では、具体的にどのようなことが調べられるのか、どこまでの情報が提供されるのか知りたいです。また、前職の退職理由を正直に伝えるべきかどうかも悩んでいます。
警備業界の選考プロセスに詳しい方や、実際に転職された方がいらっしゃいましたら、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
警備員転職の前職調査は事実確認が中心!
警備員への転職時に実施される前職調査は、企業・配属先・交通誘導/施設/貴重品運搬など警備業の種別によって濃淡があります。
しかし、共通して職歴の実在確認、在籍期間、勤務態度・勤怠、重大な懲戒歴・問題行動の有無を中心に、前職の人事・総務に対して事実確認レベルでおこなわれることが多いです。
とはいえ、個人情報保護の観点から、本人同意なしに詳細な評価情報を開示することは通常ありませんし、健康情報や成績表のような機微な情報が提供されることも基本的にありません。
短期離職も伝え方を工夫して誠実さを示そう!
短期離職がある場合は、任された範囲の成果、学んだ点、通勤困難、シフト不一致、体調配慮など退職判断の合理性を簡潔かつ一貫した説明を整えましょう。
そして、現職の応募では安全意識・報連相・誠実性・睡眠・禁酒規律など体力面の対策を強調すると評価につながります。
退職理由を伝えるときには他責的に聞こえない表現に言い換えるようにすることが重要です。
たとえば「配属条件が当初想定と大きく異なり、自己の適性とシフト制の両立が難しかったため、警備の基礎から長期的に学べる環境で誠実に従事したい」といった形で前向きに結ぶのが無難です。
警備職の前職調査は安全性の確認が中心で深追いはされない
警備職への転職を考えると、「どこまで調べられるのだろう」と不安になりますよね。
警備員は人や施設、ときには社会インフラを守る仕事であるため、企業が安全性や信頼性を重視するのは事実です。
ただし、調査の目的は過去を掘り返して落とすことではなく、安心して現場を任せられる人物かどうかを確認する点にあります。
一般的には、反社会的勢力との関係がないか、重大なトラブルや犯罪歴がないかといった法令順守面が中心で、勤務態度や経歴の整合性を確認する程度が多いです。
重視されるのは過去よりも安心して任せられる人物か
短期離職があったとしても、即不利になるというより、理由や背景を理解したいという姿勢で受け止められる傾向があります。
不安な気持ちは自然ですが、前職の退職理由を隠す必要はありません。むしろ、不明点がある状態のほうが不信感につながりやすいため、正直に、かつ前向きな表現で伝えることが安心につながります。
「環境が合わなかったが、その経験を通じて自分に合う働き方を見直し、社会の安全に貢献できる仕事を志した」など、成長と意思を示せれば十分です。自信を持って、次のステップに進んでくださいね。
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