Q
大学4年生
女性
金融業界の志望理由をどう話せば説得力がありますか?
金融業界への就職を目指していますが、面接で志望理由を話す際、「社会貢献したい」「経済を支えたい」といった抽象的でありきたりな理由しか思い浮かばず、説得力に欠けているのではないかと不安です。
大学のキャリアセンターの人に「金融業界は競合が多いから、『なぜ金融業界なのか』『なぜこの会社なのか』を明確に伝えないと落ちる」と言われ、ほかの就活生とどう差別化を図れば良いのか悩んでいます。
金融業界の志望理由は、どのように伝えると企業に良い印象を持ってもらえるでしょうか? 志望理由を考える際の、金融業界ならではのポイントや例を具体的に教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「社会貢献」だけでは弱い! 業務の解像度を上げよう
志望動機、難しいですよね。漠然とした「社会貢献」や「経済を支えたい」だけでは、ほかの学生と差別化できず弱いです。
私も銀行に入るときに「人事がやりたい」と言ったら、人事に「それはちょっと……」と言い直させられました。
志望動機を話すうえで、銀行の業務を解像度高く理解してください。個人向けの業務もあれば、法人向けの業務もあります。 まず、自分はその銀行に入ったうえで「何がしたいのか」を明確にすべきです。
個人顧客であれば一生涯のお付き合いになることもありますし、企業であればその企業の発展に伴走することができます。
自分の経験とその銀行の支援事例などを結び付けよう
決算資料やニュースリリースなどで、その銀行の支援事例や独自におこなっている取り組みをしっかり調べましょう。
そのうえで、ご自身の経験を踏まえ、「だから自分はこう貢献したい」と一貫性を持たせて語れるように準備してください。
金融業界の志望理由は「社会貢献の原体験」から語ると伝わる
「社会貢献したい」と思うに至った背景についてを志望動機に盛り込んで話をしてもらえれば、説得力を持って伝えることができるようになります。
大学のキャリアセンターの人の話と重なる部分もありますが、「どんな経験から社会貢献したいと思ったのか」「なぜ、金融という手段を選択して実現したいと思っているのか」ということを言葉にしましょう。
そうすることで、ほかの就活生との差別化を図ることができます。
他者との違いを意識して「なぜこの会社なのか」を言語化しよう
「なぜこの会社なのか」を面接で質問される機会は多いです。
メガバンク3行のいずれかを受けるのであれば、それぞれの特徴をおさえておいたほうが良いです。
それ以外の金融企業を受ける場合にも、他社との比較や、志望理由を答える際には「なぜこの会社なのか」という問いに答えられるようにあらかじめ準備しておきましょう。
会社の決め手に関しては、OB・OG訪問や会社説明会などでの印象が良かったことや、説明会のときに聞いた企業の特徴を挙げる人が多い印象です。
金融業界はお金を通して、「縁の下の力持ち」のように支えている側面があるので、金融面から支えたいというポイントは良い印象を持ってもらえるのではないでしょうか。
以下の記事では金融業界の具体的な仕事内容や将来性、向いてる人の特徴などを解説しています。金融業界に少しでも興味がある人は、業界研究の一環として以下の記事をチェックしておきましょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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