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大学4年生
女性

地方銀行の志望動機は、どのように伝えれば良いでしょうか?

地方銀行への就職を目指して就活中ですが、面接で志望動機を話す際に、どのように話せば企業に高評価をもらえるかわかりません。

「地元に貢献したい」という気持ちは強いのですが、これだけでは抽象的で、面接官に「ほかの銀行でも同じことが言えるのでは?」と思われてしまうのではないかと不安です。

特に、全国展開しているメガバンクや信用金庫ではなく、なぜその地方銀行でなければならないのかを明確にしたいのですが、いまいち良い言葉が思いつきません。

また、地域創生に携わりたいという気持ちがあり、栄ている私の地元ではない地域の地方銀行も受けるつもりです。志望動機で必ず「なぜ地元ではないのに、志望しているのか」と突っ込まれると予想しており、その際になんて答えれば納得してもらえるか不安です。

地方銀行の志望動機は、どのように伝えると良いでしょうか? 志望動機に盛り込むべきことや、ほかの就活生と差を付けるポイント、また自分の地元ではない銀行を受ける際の説得力のある伝え方を詳しく教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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その銀行「独自」の取り組みを徹底的に調べよう

ほかの銀行でも言える「地域貢献」という言葉だけでなく、その銀行が独自に地域に対しておこなっている取り組みを徹底的に調べてください。

たとえば、ある地方銀行では、顧客同士をマッチングさせる業務を新しくスタートしたりしています。

そして、そこに対して「自分は何がしたいのか」「どう貢献できるのか」を語っていただきたいです。

たとえば、「学生時代にベンチャーコンテストに出て、その際に銀行の社員にこのようなアドバイスをもらった」など、大学での学びなどご自身の経験と、地方銀行をつなげ、一貫性を持たせて話してほしいです。

地元以外の銀行なら「地域への愛」も伝えよう

私の同期にも、地元以外の地域の銀行を受けた人がいます。その人の場合は、「地元ではないが大学があったから」という理由で志望していましたね。

地元ではない銀行を受ける場合は、「どうしてうちを受けるの?」と深く突っ込まれると思うので、銀行に対する熱意と地域への愛を、その銀行の取り組みなどをしっかり調べたうえで伝えることが大切です。

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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「地域へのかかわり方」から具体的に描こう

地方創生にも、企業の誘致や農業・観光など地場産業を支える融資、移住者定住者への雇用や起業を支える金融支援など、地方銀行の立場でおこなうことのできるさまざまな取り組みがあります。

また、大学への寄付講座をとおしての特産品開発やスタートアップ支援、地域ベンチャーへの出資や協業への取り組みなど地方銀行もさまざまな取り組みをおこなっています。

志望する地方銀行の特色を踏まえ、志望動機に盛り込んでみてはいかがでしょうか?

学生時代に地域課題に関するゼミなどに参加した経験があれば、そのときの特産品開発や地域でのイベント作りなどの経験を志望動機に盛り込むこともできます。

実体験から「地方創生にどう貢献したいか」を語ろう

また自分の地元ではない銀行を受ける際は、長期休暇中に「おてつたび」や「遊ぶ広報」などを活用して実際に一定期間地方に足を運ぶ経験をすることで、実際に地方での課題を感じたり、地方創生に携わる経験を養うことができます。

これらの経験を志望動機に盛り込むことで、ほかの就活生と差を付けることもできますよ。

以下の記事では金融業界の具体的な仕事内容や将来性、向いてる人の特徴などを解説しています。金融業界に少しでも興味がある人は、業界研究の一環として以下の記事をチェックしておきましょう。

面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。

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