Q

大学3年生
男性

就活の面接で志望動機を話す最適な長さはどれくらいですか?

現在、面接対策をしているのですが、志望動機を話す際に、どれくらいの長さで話せば良いのかわからず困っています。

短すぎると熱意が伝わらない気がしますし、長すぎると「話が長い」「要点がわからない」とマイナス評価になるのではないかと不安です。

面接での志望動機の回答の長さは、どれくらいが最適ですか? 時間の目安や、それに合わせた志望動機の具体的な答え方を教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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志望動機は「1分」と「3分」バージョンを用意しよう!

多くの場合、志望動機の適切な長さは1分程度かと思います。

場合によっては3分もありえるので、学生の場合は1分バージョンと3分バージョンを用意しておくことをおすすめします。社会人になると経験値が高いので長くなりますが、学生の場合は経験値が少ないので時間は短くなります。

そして、どんな長さでも必ず「結論」から話すこと。一番わかりやすいのは「PREP法」です。Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の順で話す構成です。

「PREP法」で検索すれば出てくるので、ぜひ活用してみてください。

幼少期の原体験に基づいた志望動機に感動した!

実際に、以前支援していた学生は、橋などの大きな建造物を建てる建築系を志望していました。その人の言葉に感動しましたね。

建築系の仕事は「ゼロから建物を建てる」わけですので、幼少期からもの作りが好きな人が多いのです。家にあるものを分解してもとに戻すところから派生していることが一般的ですね。

たとえば、お母さんに怒られながら、家の時計を壊したままだったという人もいます。

そのような原体験からえた「ものを作る喜び」「何か形にできる喜び」から、この仕事を志望する人が多いのですが、この学生の「でき上がったときの達成感は測り知れないだろうなと。子どもの頃からすごいと感じていた建築物を作れるすごい人になりたいんです」という思いを聞き、感動しました。

確かに、何か胸を打たれるものがあるなと感じましたね。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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志望動機は1分目安! 結論から話そう

目安として、話しても1分くらいにまとめるのが良いです。

伝えるときのポイントの一つは、「結論から話す」ことです。「〇〇と感じたからです」のように、まず結論を述べます。理由からダラダラと話すと、相手の印象に残りません。

一文は短く! 終わりを明確に締めくくろう

もう一つのポイントは、「一文をいっぺんに言わない」ことです。一文が長いと、たとえ1分以内でも非常に長く感じられます。適度に文章を区切り、テンポよく話すことを心掛けてください。

最後に「以上の点で、御社を志望します」といった形で締めくくると、話の終わりが明確になり、相手も理解しやすくなります。

面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。

5つの質問に答えるだけで、志望動機文が一発でまとまります

エントリーする企業数が多く、志望動機の作成時間を短縮したいと悩む就活生は多いでしょう。

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できた志望動機をさらにブラッシュアップさせれば、志望動機の作成時間を短縮させられます。

こんな人にツールはおすすめ
・志望動機の作成に時間がかかる人

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