Q

大学4年生
男性

最終面接後にお礼メールは送るべきですか?

先日、最終面接が終わったのですが、内定を左右する段階なので、お礼メールを送るべきかどうか迷っています。

「お礼メールは形式的なもので合否に影響しない」「送っても読まれない」という意見を聞く一方で、「熱意を示すチャンスだ」という意見もあり、どうすべきか決められずにいます。

特に、最終面接は役員の方が多忙ななか対応してくださったので、負担になり逆効果なのではないかと心配になります。

最終面接後にお礼メールは送るべきなのでしょうか? もし送るべき場合、具体的な書き方やポイントを教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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お礼メールは送るべき! 「丁寧さ」で好印象を

最終面接後のお礼メールは、ぜひ送ってください。

たとえば、企業にエントリーシート(ES)を送る際も、一言添えて送っていると思います。それと同じで、最終面接後もぜひ送ってほしいなと思います。

企業側がメールを読むのを「迷惑だ」「手間がかかる」と感じることはありません。むしろ「丁寧な人だな」という良い印象しか残らないので、プラスアルファのプッシュだと考えて実行してください。

ただし長文はNG! 「お礼と意欲」を簡潔に伝えよう

ただし、長文はかえって企業側の負担になります。簡潔に「面接のお礼」と、「入社への意欲」を盛り込むと良いと思います。

「先日はありがとうございました。貴社でこんなふうに頑張っていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします」といった形で、要素を絞って簡潔に伝えましょう。

メールを送る時間帯については、深夜は避けましょう。担当者が翌朝に確認することを見越し、夜の20〜21時頃までに送っておくと良いと思います。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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お礼メールは合否対策ではなく感謝を伝える機会と考えよう

最終面接後にお礼メールを送るのは義務ではありません。送るかどうか迷って心配になるくらいであれば、送るのが良いでしょう。

その際に、相手に読んでもらえるかどうかといった反応に過度に期待するよりは、自身の感謝の気持ちを込めてメールを送るのを心掛けてください。

そのためには、まず、面接当日、どんなに遅くても最終面接の翌日にはお礼メールを送りましょう。

件名には「最終面接の御礼」と書くだけでなく、「○月○日の最終面接の御礼(氏名)」と書いて、誰が送ったのかをわかるようにします。

形式にとらわれず感謝と前向きな気持ちを具体的に言葉にしよう

また、メール本文では、忙しい時間を割いて最終面接をしてくださったことのお礼とともに、率直に感じたことや入社の気持ちが強くなったことなどを記載すると良いでしょう。

「○○の内容をお伺いして十分に理解でき、入社後の仕事のイメージが強くなりました」といった具合に書くのがおすすめです。

最後には、「末筆ながら、貴社のますますのご発展を心から祈念いたします」といった内容を記載すると、相手からの印象もプラスに働く可能性があります。

いずれにしても、感謝の素直な気持ちを表すつもりでメールを作成するのを心掛けてください。

以下の記事では面談後のお礼メールの書き方を解説しています。「面談後にお礼を伝えたいけどどうメールを書いたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

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