Q

大学4年生
女性

大学4年からインターンシップに参加するのは遅すぎるでしょうか?

大学4年になってから、就職活動の遅れを感じてインターンへの参加を考えています。

ただ、インターンは大学3年の夏や冬に行くものというイメージが強く、「今から参加しても遅いのでは」と不安です。

大学4年のこの時期からでも参加できるインターンはあるのでしょうか? また、採用直結型や短期型など、どのような目的で臨むのが効果的か知りたいです。

今からでも意味のある経験を得るために、大学4年生がインターンを活用するコツや心がまえを教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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4年からインターンは遅くない! 参加目的を明確に

大学4年からのインターン参加は決して遅すぎません。

選考直結・採用前提のプログラムや、短期集中のプロジェクト型が増えており、目的を内定機会の拡張、職種適性の検証、配属後を見すえた実務経験化のどれに置くかで選び方が変わります。

学業と両立するには、提案書、分析レポート、実装物といったインターンの期間が明確で成果物が残るものを優先し、終了後に学びを職務要約に翻訳できるかを基準にしてください。

インターンと銘打っていても見学が中心のものなどもあるので、そういったものは避けて実働をともなうものが見極めや発見につながります。

「なぜ今学ぶか」を具体的に語ろう!

エントリー前にOB・OG訪問やイベントで現場の温度感を確かめ、志望理由は「なぜ今4年の自分が、この現場で学ぶ必要があるのか」を自分の課題と結び付けて語ると伝わります。

結果をエントリーシート(ES)や面接で語る際は、「制約などの与件→仮説→行動→成果→再現」の順で整理し、数字や改善率も添えると効果的です。

もし選考直結の席が少ない場合でも、4年次の経験を即戦力の兆しとして提示できれば、十分に武器になります。

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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4年生からでも目的次第でインターンは大きな価値になる

結論から言えば、遅すぎるということはありません。

たしかに就活の主流は3年生の夏から実施されるインターンですが、4年生になってからでも目的を明確にすれば十分に意味のある経験が得られます。

今だからこそ「なぜ参加するのか」を明確にしよう

大学4年の段階で参加する場合は、「自分軸」や「なぜ今なのか」という明確な意思が大切です。

多くの企業が大学3年生を対象に採用活動を進めていますが、4年生の場合は採用直結型インターンを実施している企業も少なくありません。

特に中小企業やベンチャーでは、即戦力やマッチング重視の募集が多く、参加後すぐに選考へ進めるケースもあります。

また、短期型インターンでも、実務体験を通じて「自分が何にやりがいを感じるのか」「どんな職場環境が合うのか」を確かめる貴重な機会になります。

大切なのは「今さら……」と焦るよりも、一つひとつの経験から何を学ぶかを意識する姿勢です。

「社会人としての第一歩」という認識を持とう

参加する際は、就活の延長ではなく社会人としての第一歩として取り組みましょう。

メールの書き方、報連相、時間管理など、実務を通じて身に付くスキルは入社後にも必ず役立ちます。

たとえ遅い時期からのスタートでも、目的意識を持って動き出した人は、ときに驚くほどの成長スピードを発揮します。4年生からのインターン参加であっても本気で挑めば、あなたの就活を力強く押し進めるきっかけとなるでしょう。

以下の記事では、インターンに参加するメリットやインターンの選び方などを解説しています。インターンについてあまり理解できていない人は、事前にチェックしておきましょう。

あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう

インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。

そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
インターンの志望先を決められない人
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