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派遣で働きながら正社員に転職するのは可能ですか?

現在、派遣社員として働いています。収入が安定しているうちに正社員へ転職したいのですが、働きながら転職活動を進めるのは難しいのではないかと感じています。

派遣契約の途中で辞めるのは印象が悪いと聞くため、どのタイミングで動き出すのが良いのか迷っています。

契約満了のどれくらい前から転職活動を始めるのが理想でしょうか? また、平日の面接日程をどのように調整すれば、派遣先に迷惑をかけずに転職活動ができるか知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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派遣から正社員転職は可能! タイミングと誠実さがカギ

派遣で働きながら正社員転職は十分可能です。タイミングと誠実な日程調整がカギです。

目安は契約満了の2~3カ月前に準備開始、1~1.5カ月前から本応募・面接。まず派遣元へ就職活動の意向を早期共有し、就業規則・競業避止・更新有無を確認しておきましょう。

派遣先には業務に支障を出さない前提で半休・時間休を使い、オンライン面接は昼休み終盤や18時以降に依頼すると現実的です。

誠実な日程調整や丁寧な連絡が信頼につながる

企業側にも「在職中のため、平日18時以降または早朝でご調整いただけますと幸いです」と丁寧に打診すれば通る例は多いです。

書類は配属先・人数・担当範囲・工夫・成果で実務性を可視化しておきましょう。たとえば、レジ応対だけでなく待ち時間短縮、マニュアル改善、クレーム再発防止策などの再現性などです。

内定の際は派遣元・先の双方に誠実に退職日程を共有し、引継ぎ資料で信頼を残すのが次職への評判にもつながります。

準備タスクは、求人要件の優先度整理、職務経歴のSTAR化、推薦者の確保、面接想定問答の音読練習までを週次で回すことをおすすめします。

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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派遣から正社員を目指す転職は十分に可能と考えて進めよう

結論からお伝えすると、派遣で働きながら正社員を目指すことは十分に可能です。大切なのは、タイミングと段取りを意識することです。

まず、転職活動を始める理想のタイミングは、契約満了の2〜3カ月前です。書類選考や面接日程の調整、内定後の入社準備などを考えると、これくらいの期間があると安心です。

派遣契約は更新の有無を早めに確認できることが多いので、「次の契約をどうするか」を見すえて動くとスムーズです。

成功のカギはタイミングと段取りを押さえて動くこと

次に、面接日程の調整についてですが、正社員の選考は平日におこなわれることが多いため、半休や有給を上手に活用するのがおすすめです。

派遣会社に「家庭の事情で休みたい」と伝える程度で問題はなく、無理に詳細な理由を説明する必要はありません。信頼できる担当者に「転職を視野に入れている」と相談するのも一つの方法です。

また、現職を学びの場ととらえることで、残りの期間も有意義に過ごせるでしょう。派遣先でのビジネスマナーやチーム連携の経験は、次の転職先でも必ず評価されます。

今の仕事を活かして次へ進むという前向きな姿勢を大切にし、派遣先と良好な関係を築きながら転職を目指しましょう。

以下の記事では円満退職するための伝え方を解説しています。円満退職を目指している人は、行動に移す前に以下の記事を確認して手順や伝え方を把握しておきましょう。

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