Q
大学3年生
男性
インターンには絶対行くべきなのでしょうか?
周りの友人がこぞってインターンシップに参加していて、自分も行くべきなのか、それとも行かないべきなのか迷っています。
正直なところ、インターンに参加する時間があるなら、エントリーシート(ES)や面接対策、自己分析を深く進める時間に充てたいとも考えています。なかには行く気のない企業のインターンに参加している友人もいて、意味ないのではないかと思ってしまいます。
しかし、「インターンに行かないと就職できない」「選考で不利になる」という話を聞くため、強い焦りを感じています。
インターンには行くべきなのでしょうか? インターンに行くメリット・デメリットや、実際の選考への影響、どれくらいの就活生がインターンに参加しているのかという割合についても教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
インターンの位置づけは企業による
企業によってインターンの位置づけは異なります。
選考や内定に直結している企業もあれば、「インターンへの参加は誰でもできる」という形で、選考とは無関係の企業もあります。
そのため、入社したい企業がインターンをどのような位置づけにしているのか、事前にしっかりと情報を調べていただくのが良いでしょう。
興味があるなら参加がおすすめ! 企業の雰囲気を知る好機に
個人的には、興味がある企業なら、時間があれば参加したほうが良いと思います。
現場の社員や人事担当者の雰囲気を知ることで、その後の選考に進む際の安心感につながるメリットがあります。
インターンは目的を持って選ぶことが大切
インターンの話が増えてくると、「行かないと出遅れるのでは」と焦りますよね。周りが先に経験しているほど、なんだか自分だけ止まっている気持ちになると思います。
以前、就活支援した学生も「正直どこにも興味がないのに、焦ってインターンを入れ続けて疲れた」と話していました。
その方は、いったん参加をやめて自己分析と企業理解に集中した結果、自分の軸が定まり少数の企業に絞って丁寧に準備でき、納得の内定をえました。
行動量より、「自分なりの意味づけ」が大事だと実感したケースです。
インターン未経験であっても十分に評価されるケースも
確かに近年、サマー・ウィンターのインターン参加率は上昇しています。特に大手や人気業界では、早期選考とつながる場合もあります。
ただ、すべての企業がインターン経由でしか選考しないわけではありません。むしろ、ESや面接で深い自己理解や企業理解を持っている人は、インターン未経験でも十分に評価されます。
参加するか迷ったら「今の自分に必要な経験かどうか」で判断しよう
インターンのメリットは、現場の空気を知り、自分に合う働き方を体感できることです。
一方で、目的なく参加すると時間だけ消費してしまうリスクもあります。
あなたのペースで、本当に今必要な行動を選んでいけば大丈夫です。
以下の記事では、インターンに参加するメリットやインターンの選び方などを解説しています。インターンについてあまり理解できていない人は、事前にチェックしておきましょう。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人






