Q

大学3年生
男性

一次面接と二次面接の違いは何ですか?

ある企業の一次面接を通過したのですが、二次面接の対策をするにあたり、一次面接との違いがわからず悩んでいます。

一次面接では基本的なマナーや人柄を見られたと感じていますが、「二次面接は一次面接の深掘り」と聞くため、具体的に何をどこまで準備すべきか、焦りを感じています。

また、二次面接でガクチカや志望動機など一次面接と同じ質問をされた際に、違う内容の答えをしたほうが良いのかどうかも悩んでいます。

一次面接と二次面接には具体的にどのような違いがあるのでしょうか? それぞれの特徴や評価されるポイント、突破するための対策法についてアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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二次面接は深掘りがメイン! 一次より専門的な準備をしよう

二次面接は、一次面接の深掘りがメインです。

一次面接は人柄や見た目、印象などを見ていることが多いですが、二次面接になると面接官も上長など役職が上がることがあります。

そのため、二次面接では、より現場に即した専門的な部分を深掘りされる傾向にあります。

業界・職種研究を深めて自分のビジョンを明確にしよう

特に職種や業界に特色がある場合は、ご自身の業界研究や職種研究をさらに深めましょう。

「入社後どうなりたいか」というビジョンをより具体的に答えられるよう準備しておく必要があります。

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

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一次面接は「人柄」二次面接は「活躍イメージ」を見られる

一次面接と二次面接の違いを理解すると、準備の方向性が明確になります。

まず一次面接は「人物の見極め」が中心です。おもに人柄やコミュニケーション力、基本的なマナー、志望動機の一貫性など、社会人としての基礎を見られています。

面接官も若手社員や人事担当者が多く、質問もガクチカや自己PRなど基本的な内容が中心です。ここで大切なのは、明るく誠実な印象と、話の筋が通っていることです。

一方、二次面接は「入社後に活躍できるか」を見極める場です。一次よりも深掘りされ、「なぜその業界なのか」「なぜこの企業でなければならないのか」など、志望動機の「本気度」を問われます。

加えて、学生の強みを実際の業務でどう活かせるか、論理的に説明できるかが重視されます。面接官も現場の管理職や部門長クラスが多く、質問の具体性や視点がより実務的になります。

一次は「経験の紹介」二次は「経験の活かし方」を意識しよう

同じ質問をされた場合も、一次では「経験の紹介」、二次では「経験をどう活かすか」に重点を置いて話すと良いでしょう。

また、企業理解をさらに深め、「どんな貢献ができるか」を自分の言葉で語る準備をしておくことが、二次面接突破のカギとなります。

一次面接で出題される質問や対策方法などは以下の記事で解説しています。第一関門を確実に突破するためにも、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

二次面接で深掘りされる質問や落ちてしまう人の特徴などは以下の記事で解説しています。突破して次の面接につなげるためにも以下の記事を確認して入念な対策に取り組みましょう。

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