Q

大学3年生
男性

面接では目線をどこに合わせるべきか教えてください。

面接で目線をどこに合わせるべきかわからず、目線が泳いでしまい、自信がない印象を持たれるのではないかと不安です。

面接官の目を見て話すべきだとわかっていますが、緊張するとどうしても目を見て話せません。また、面接官が複数いる場合やWeb面接の場合、回答を考えるときにどこに視線を向けるのが適切なのかもわかりません。

面接では目線をどこに向けるべきなのでしょうか? 好印象を持ってもらえる目線の正しい向け方や、緊張で目線が泳いでしまう場合の具体的な対処法を教えてください。

また、複数の面接官がいる場合やWeb面接の場合、特に回答を考える場面での適切な目線の動かし方についても、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント

久野 永理

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相手の後ろを見る意識で! Web面接はカメラ目線で

相手の目を直接見続けるのが難しい場合は、ネクタイの結び目あたりよりも、相手の少し後ろの壁などを見るようにすると良いでしょう。

一般的に「人は考えるときに右上を見る」「不安なときは左を見る」などと言われます。面接では回答を考えるうえで首をかしげたり、目線が泳いだりすることはあると思いますので、あまりによそ見をしていなければ問題ありません。

あまり気にしすぎると緊張が高まってしまいます。また、普段友人と話すときにどうなのかを友人に聞いてみるのもアリです。

対面・複数面接の場合は、 一度に全員から質問されることはないので、質問してくれた面接官の顔を見ながら、周りの人にも視線を配るような感覚で話すと良いです。

Web面接のカンペはNG! 視線が泳ぐとバレる

Web面接は、大きな画面に映し出されると視線が泳いでいるのが非常に目立ちます。カメラレンズに向かって話すことを意識してください。

また、Web面接だとパソコンの周りに付箋やカンペを貼る学生がいます。

これは人事の方から聞いた話ですが、新型コロナウイルス感染症の流行によってWeb面接が主流だったとき、ときどき目線がキョロキョロ動くことで付箋が貼ってあることに気付き、集中して話していない印象を受けたようです。

もちろん対面の面接ではカンペは使えないため、Web面接でもカンペは使用せず、しっかりと集中してお話していただければと思います。

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

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面接の目線は「相手に関心を向ける姿勢」が大切

面接での目線は「自然に相手へ関心を向ける姿勢」が基本です。無理に目を見続けようとすると緊張が増すため、「相手の目元や眉間あたり」を見る程度で十分です。

1〜2秒ほど視線を合わせたら一度外すと、自然な会話のテンポになります。

複数の面接官がいる場合は、質問者を中心に話しながら、回答のなかでほかの面接官にも一瞬ずつ視線を配ると「全員と会話している」印象になります。

Web面接では、画面上の相手の顔ではなくカメラを見ることで、相手の目を見て話しているように映ります。考えるときは一瞬視線を下げても問題ありませんが、うつむきすぎないよう注意しましょう。

目線が泳ぐ人は見る位置をあらかじめ決めておこう

目線が泳いでしまう人は、事前に「相手の眉間」「口元」「ネクタイ」など、見る位置の目安を決めておくと安定します。

また、緊張を和らげるために、面接の前に深呼吸し、面接官を「評価者」ではなく「会話の相手」と意識すると落ち着きやすくなります。

どこを見るかに悩むより、相手の話を大切に聞く姿勢や真剣さを伝えることを意識してみましょう。それが最も自然で、信頼感を与える目線の使い方です。

以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にしながら対策に取り組んで、面接の臨みましょう。

以下の記事ではWeb面接の具体的な内容や取り組んでおくべき準備などについて解説しています。これからWeb面接を受ける予定がある人は事前にチェックしておきましょう。

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