Q
大学4年生
女性
年間休日111日は、やはりしんどいですか?
内定先の年間休日が111日なのですが、しんどいと感じてしまう水準なのかどうか想像がつかず、内定承諾するか迷っています。
週休2日で計算すると、祝日がほとんど休みにならない計算になり、周りの友人が年間休日120日以上の企業に内定をもらっているのを聞くと、自分だけ休みが少ないのではないかと不安を感じています。入社後にワークライフバランスが保てるのか心配です。
実際のところ、年間休日111日の企業で働くことはしんどいのでしょうか? 年間休日111日の実態として多くの人がしんどいと感じる点や、年間休日が少ない企業でも、長く働き続けるために入社前に確認すべき具体的な条件があれば、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベストアンサー
休日日数より「有給の取りやすさ」を重視しよう!
土日祝が完全に休みだと年間120日を超えますが、最近はお盆休みを設けず、代わりに有給休暇の取得を推奨する企業も増えています。年間111日であれば、土日はしっかり休めるイメージです。
大切なのは、仕事とプライベートのバランスだと思います。そのため、休日の「日数」そのものよりも、「有給休暇が取りやすいかどうか」をしっかりと確認していただきたいです。
たとえば、旅行が趣味なら長期休暇が取れる会社なのか、といった視点で確認すべきです。
やりがいや職場の雰囲気も長く働くために重要な点
実際、私の娘は飲食業界でキッチンとして働いていますが、休みは少なくても「楽しい」「苦ではない」と、仕事にやりがいを感じているようです。
私自身も年間休日が120日を切る職場で働いた経験がありますが、人間関係や職場の雰囲気次第で、感じ方はまったく変わってきます。
私は面接を受けるときに「海外旅行が趣味なので、長期で有給休暇は連続して取れますか?」 「土日祝日につなげて連休をと取れますか?」と確認していました。自分自身の仕事の進め方次第でOK、という職場もありましたよ。
年間休日111日より大事なのは「自分に合う働き方か」
厚生労働省などの調査によると、企業全体の年間休日平均は約112日。つまり、111日はほぼ平均的なラインと言えます。
そのため、111日という数字だけでは「しんどい職場」と断定することはできません。
むしろ「その休日日数のなかで、実際にきちんと休めるか」「働き方が自分に合っているか」が、数字以上にあなたの生活や気持ちに影響します。
日数だけでなく実際の休みやすさ・働き方の中身を見極めよう
たとえば、年間休日が111日でも長く働き続けられるように、以下のような点を確認することをおすすめします。
・「完全週休2日制か」「祝日は休日か」「土日休みは固定か」など、休日の取り方が明確かどうか。
・「平均残業時間」「休日出勤の頻度」「振替休日の取得実績」などをチェックする。年間休日が平均的でも、残業時間が多ければ心身の負担が大きくなります。
・「年間休日に含まれない有給休暇や特別休暇が取得しやすいか」で、実質的な休日日数は大きく変わります。
・繁忙期と閑散期のバランスも重要です。「忙しい時期はいつか」「休みが取りにくい時期はあるか」を確認しておきましょう。
日数だけにとらわれず、実際の働き方を具体的に把握して判断することが、納得のいく選択につながります。
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