Q

大学3年生
男性

履歴書の資格欄に、柔道の黒帯は書けますか?

現在就活中で履歴書を作成していて、資格欄に「柔道 初段(黒帯)」を書いても良いか迷っています。

柔道の黒帯は国家資格やビジネス系の資格とは異なるため、採用担当者に「仕事に関係ない」と思われないか不安です。

ただ、子どもの頃から続けてきた努力や継続力を示せる部分もあると感じています。

履歴書に柔道の段位を書くことはマナーとして問題ないでしょうか?

また、単に資格欄に記載するだけでなく、自己PRや面接でどのように活かせば印象を良くできるか、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/むらや社労士事務所代表

村谷 洋子

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柔道の黒帯は人間力を示す強い資格として書こう

柔道の黒帯、とっても良いです! 安心して履歴書にしっかり書いてください。見た目以上に就活で武器になる肩書きです。

国家資格やビジネス資格ではありませんが、長く続けてきた努力や礼節、精神力を示す立派な実績です。

柔道は「礼に始まり礼に終わる」「精力善用」「自他共栄」といった理念があり、これはビジネスマナーやチームプレー、効率的な働き方にも通じます。

実際、トヨタやパナソニックの創業者も柔道精神に共鳴していました。社会で求められる姿勢そのものなんです。

職種別に見ても、体育・教育・公務員なら直結、営業やメーカー系でも精神的な強さが評価されやすいです。ITやクリエイティブ職でも、継続力や集中力の証明になります。

礼節や継続力をアピールできる実績として効果的に活用しよう

面接では「柔道で学んだ礼儀や継続力が今の行動の軸です」と実際のエピソードを交えながら話せば好印象。胸を張って、自信を持って書いてください。黒帯は、あなたの人間力を語る最高の一行です。

私自身も履歴書に書いてあったら思わず面接のときに聞いてしまう資格ですよ!

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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柔道の黒帯は努力を証明する資格として自信を持って書こう

柔道の初段は、履歴書に記載して差し支えのない資格です。形式上は「資格」よりも「特技」として扱われることが多いものの、その経験をどう活かしてきたかを語れるなら十分な強みとなります。

記載する際は「講道館 初段」や「全日本柔道連盟 初段」など、正式名称で簡潔に書くと良いでしょう。「柔道 初段(黒帯)」も一般的な表現として通用します。

柔道は単に勝ち負けを競うスポーツではなく、礼法や忍耐、他者への敬意を重んじる武道としての側面があります。こうした姿勢は、社会で信頼を築くために欠かせない要素と重なります。

私が支援した学生のなかにも、柔道で段位を持つ方がいました。

彼は営業職を志望しており、面接で「柔道を通じて集中力と礼節を身に着けた」と話したところ、企業からは誠実で信頼できる印象を受けたと評価され、内定へとつながりました。

段位で得た礼節や継続力を仕事への強みに結びつ付けよう

面接や自己PRでは、「経験を通して何を得たのか」から「それをどのように仕事に活かしたいか」へと話をつなげると、聞く人には伝わりやすくなります。

たとえば、「長年の稽古を通じて、地道な努力を重ねる大切さを学びました。その姿勢を仕事でも貫きたい」といった表現です。柔道の段位は実力の証でもありますが、それ以上に、続けてきた時間や姿勢に価値があります。

履歴書は結果よりも人柄を伝える場です。柔道で培った粘り強さや礼節を、自信を持って表現すると良いでしょう。

以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。

履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!

履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。

そんな時は履歴書のポイントを網羅した履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。

実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。


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