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大学の志望理由を箇条書きで書くのはダメですか?

大学入試の面接対策として志望理由を考えています。頭のなかではいくつか理由があるのですが、文章にまとめるのが難しく感じています。

箇条書きで理由を整理すると、自分の考えをまとめやすいのですが、面接で話すには不自然でしょうか?

大学の面接で志望理由を伝える際には、どのような構成で話すのが効果的でしょうか。箇条書きでまとめた内容を説得力のある文章として話すためのコツが知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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箇条書きのままでは志望の流れが伝わらない

志望理由を箇条書きで整理するのは、とても良い準備方法です。

ただ、面接でそのまま箇条書きで伝えると、理由が点のまま並び、あなたの熱意や一貫性が十分に伝わらないことがあります。

面接官としては、「良い要素はあるけれど、結局どんな人でどんな思いがあるのかが見えにくい」という評価になりやすいです。ポイントは、箇条書きにつながりが生まれていないことです。

一貫性のあるストーリーにすることで自身の思いが面接官に届く

大学面接は事実の羅列ではなく動機の筋道を評価する場です。

なぜその分野に興味を持ったのか、なぜその大学なのか、学びをどう未来につなげたいのか。これらが一本のストーリーとしてつながると、面接官はあなたの志を信じやすくなります。

箇条書きのままだと、論理が飛びやすく、印象が説明止まりになりがちです。

対して、構成を意識して話すと説得力が増します。おすすめの流れは次のとおりです。

①興味を持った背景

②学びたい内容

③大学を選んだ理由(具体例付き)

④入学後の目標と将来像

箇条書きは素材、ストーリーは完成形です。あなたの思いが真っ直ぐ伝わる話し方を、ぜひ意識してみてくださいね。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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箇条書きで面接で話すと機械的に聞こえてしまう

大学入試の面接で志望理由を話すとき、箇条書きにしてあらかじめ整理をしておくことはとても良い準備になります。

ただし、そのまま読み上げてしまうと、どうしても機械的に聞こえてしまいます。

大切なのは、自分の言葉としてストーリーにつなげることです。

理由を物語として結び付けることであなたの人柄が伝わる

面接官が知りたいのは、きれいに整理された答えよりも、どんな思いや経験を通してその大学を志望するようになったのかという人柄の部分だからです。

私が以前サポートした知り合いの受験生Bさんも、最初は「家から通いやすい」「資格が取れる」「設備が整っている」といった箇条書きの理由を挙げていました。

でも、面接練習で話してみると気持ちが伝わらず、印象が平坦でした。

そこで「なぜそれが自分にとって大切なのか」を掘り下げる練習をしたところ、話がぐっと生き生きし始めました。

たとえば「資格が取れる」を、「将来、人の役に立つ仕事をしたい。そのために専門的な知識を学びたい」という思いに置き換えるだけで、言葉には芯が生まれました。

入試面接で伝えるときには、まず志望理由を一言でまとめ、その理由に体験やきっかけを交えて説明します。

次に、その大学独自の学びや教授、研究などと自分の関心を結び付け、最後に将来どのように活かしたいかを話すと流れがスムーズになります。

箇条書きは考えを整理するための道具となるため、本番ではそれを自分の物語として伝えられるように努力します。

入試面接の場合、自分の言葉で話す一貫性と熱意が、何より強い説得力を生みますので、頑張って挑戦してみてください。

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