Q

大学4年生
男性

ゴミ収集の仕事の志望動機はどう書けば良いでしょうか?

ゴミ収集の仕事に応募しようと考えているのですが、その際の志望動機について、どのようにまとめれば良いか悩んでいます。

伝えるべき内容やアピールすべきことなど、企業に刺さる志望動機の作成方法について教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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ゴミ収集の志望動機は仕事内容の理解から組み立てよう

志望動機が書けない原因の一つは、仕事に対する情報不足です。自己分析も大切ですが、それと同じくらい「この仕事はどんな内容なのか」という理解が重要です。

仕事内容の解像度が荒いと「自分の強みをどう活かせるか」が見えてこないので、志望動機が思い浮かばないのです。

たとえば、ごみ収集の仕事であれば、朝が早い、体力が必要、天候に左右される大変さがある、チームで連携する必要があるなど、特有の条件があります。

そうした点と自分の特徴を重ねて、「自分は◯◯が得意だからこの仕事に合っていると感じた」といった表現で伝えると、納得感のある志望動機になります。

自分の強みとゴミ収集の仕事内容を結び付けるのがコツ

もちろん「家から近い」「休みが多い」「安定している」などの条件面も立派な動機です。

ただ、それだけだと「ほかの仕事でも良さそうだな」と思われがちなので、もう一歩踏み込んで自分のどんな性格や強みがこの仕事に活かせるのかも伝えられるとより良いですね。

まずは「ごみ収集 仕事内容」と検索して、具体的な現場の様子を知るところから始めてみましょう。仕事理解が深まると、志望動機も自然と書きやすくなってきますよ。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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ゴミ収集の志望動機は社会的意義をどうとらえるかで決まる

地域の清掃やごみ収集の仕事は、私たちの暮らしを支える大切な業務です。

正式には「一般廃棄物収集運搬業務」などと呼ばれ、地域の衛生や安全を保つために欠かせません。見えないところで社会を支えるこの仕事には、強い責任感と誇りが求められます。

志望動機を考えるうえでは、社会を支える意識と地域への貢献心を中心にすえると、言葉に力が生まれます。

地域への貢献意識と自分の原体験を言葉にしよう

私が以前支援したHさんは、工場勤務から環境衛生の仕事に転職を目指していました。

当初の志望動機は「安定しているから」という内容でしたが、面接では十分に印象に残りませんでした。

そこで一緒に、なぜその仕事に自分の手で取り組みたいのかを掘り下げて考えたところ、子どものころに清掃車を見て「かっこいい」と感じた記憶や、自分の街をきれいにしたいという思いが浮かびました。

その気持ちを土台にして、「地域の衛生と安全を守る一員として責任を持って働きたい」とまとめた結果、採用担当者から「思いが伝わった」と高く評価され、内定に結び付きました。

志望動機では、社会的意義を理解していること、自分の強みを活かす姿勢、そして長く働く意欲を伝えることが大切です。

ただ「安定しているから」ではなく、「自分の言葉で、なぜこの仕事にやりがいを感じるのか」を語ると、誠実さと熱意が自然に伝わります。

ごみ収集の仕事は、地域の生活を支える誇りある職業です。その思いを言葉にできれば、必ず面接官の心にも響くはずです。

面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。

5つの質問に答えるだけで、志望動機文が一発でまとまります

エントリーする企業数が多く、志望動機の作成時間を短縮したいと悩む就活生は多いでしょう。

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