Q

大学3年生
男性

鉄道会社の志望動機はどのように書けば良いでしょうか?

鉄道会社への就職を目指していますが、志望動機の伝え方に悩んでいます。

「電車が好き」という気持ちが一番の理由ですが、それだけでは子どもっぽく見えてしまい、仕事への意欲が伝わらないのではないかと不安です。

この「好き」という気持ちを会社への貢献意欲やキャリアプランにつなげて伝えるには、どうすれば良いでしょうか?

鉄道会社の採用担当者が評価する志望動機のポイントと、「鉄道好き」を前向きなアピールへ転換する方法について教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

畠山 千春

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好きだけでは不十分! 会社でやりたいことを語ろう

「好き」という気持ちを深掘りし、「好きだから、どうしたいのか」まで言語化することが重要です。

たとえば、「電車が好きなんです」というだけでは、採用担当者から見るとそれ以上話が広がりません。

単に好きという感情で終わらせるのではなく、「好きだからこそ、これを活かしてこうしていきたい」という具体的な行動や展望を示すことが重要です。

また、「鉄道に関わることで、社会にどのような価値を提供していきたいのか」、もしくは「自分自身がどのような価値を感じたいのか」といった部分まで言語化できると、単なる興味ではなく、あなたの原動力やキャリアプランをアピールする材料になります。

貢献意欲を見ている! 相手の視点を持って話そう

採用目線では「自分が好きだから」という自分矢印の動機よりも、「企業や社会にどう貢献できるか」という相手矢印の視点が評価されるため、志望動機がその内容になっているか見直すべきです。

企業は利益を追求していく必要があるため、収益や顧客への貢献度合いといった形で、利益を生み出してくれる人材であるかを見ています。

もし、その貢献度が見られないと、単なる自己満足に映ってしまう傾向があります。そのため、自身の志望動機が「自分矢印」ではなく、「相手矢印」になっているかという点を意識して見ていくと良いかと思います。

国家資格キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

南 幸雄

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きっかけを深掘る! 企業と自分の強みをつなげよう

「電車が好き」という気持ちは大切なモチベーションですが、それだけでは志望動機として不十分と言えます。

「なぜ好きなのか」「どんなきっかけで興味を持ったのか」という原体験を深掘りし、企業理念や特徴と自身の強みを結びつけて語る必要があります。単なるファンの目線ではなく、ビジネス視点を持つことが大切ですよ。

入社後のビジョンが大事! 貢献する気持ちを示そう

鉄道会社であれば、社会の交通基盤を支えるという理念に対し、自分がどう貢献できるかを考えてみましょう。

仕事としてどのように地域社会や交通基盤に貢献したいか、入社後にどのような専門性を高めて、どんなサービス提供に寄与したいかというキャリアビジョンを具体的に伝えてみましょう。

「好き」を入り口にしつつ、最終的には企業の利益や社会貢献にどう寄与できるかという視点でまとめてくださいね。

以下の記事では鉄道会社の特徴や向いている人などを解説しています。鉄道会社への就職を視野に入れている人は、事前にチェックしておきましょう。

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