Q
大学3年生
女性
履歴書のアピールポイントは書かないとまずいですか?
就職活動を控えている大学3年生です。履歴書を作成しているのですが、アピールポイントや自己PRの欄に書くことがまったく見つかりません。
履歴書でアピールすべき内容というと、ボランティアや留学、長期インターンシップの経験などが挙げられると思います。ですが、私は特にそういった目立った活動をしてこなかったので、アピールできることがないです……。
このような場合は、履歴書のアピールポイントの欄を空欄にして提出しても問題ないのでしょうか? 空欄で提出した際の、採用担当者からの印象について知りたいです。
また、特別な経験がない私でもアピールポイントとして記入できるような、書き方のヒントやアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
アピールポイントは空欄NG! 小さな経験でOK
自己PR欄を空欄にするのはNGです。
空欄で提出した場合、書類が完成していないと判断されたり、自己分析が不十分で意欲が感じられないと見なされます。
自分の役割や得意なことからアピールポイントを探そう
アピールすべきポイントは、特別な経験である必要はないと考えてください。ご自身の性格の特徴や、ほかの人たちとどのようにかかわるかといった点でも問題ありません。
たとえば、同級生とチームで何かおこなった際に、自分が自然と担っていた役割を思い出してください。
リーダーシップを取って皆に働きかける役割もあれば、裏方としての車の手配や備品の運搬といったサポートが得意だった経験があるかもしれません。
そういったときの「自分はこういう役割が好きで得意だ」「こうすれば人に喜んでもらえる」といった日常のなかでの気付きこそが、あなただけのアピールポイントです。
特別な経験でなくても、ご自身の個性や強みがわかるエピソードであれば十分です。
アピールポイントは必ず埋めよう! 空白はマイナスの印象
PR欄を空白にするのは避けるべきです。目立つ経験がなくても、必ず何かを記入することが良いと考えられます。
空欄は、採用担当者に入社意欲や自己分析が足りないというマイナスの印象を与え、書類選考で不合格となる可能性が高くなるためです。
過去の経験を入社後に活かせる能力に変換しよう!
私の過去の支援でも、アピールポイントはアルバイトや学業において、課題解決のための地道な努力をしたことや、学ぶためにこのような時間を作ったことなどを、継続力や忍耐力など企業で活かせる能力に変換するように伝えてきました。
経験の大小ではなく、自分らしい強み、日々のなかでの頑張りといったものを、入社後の貢献につなげるような形でアピールし、必ず空欄がないようにしてください。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
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