Q
大学3年生
男性
金融業界ではピアスをすることはできますか?
現在就活生で、金融業界への就職を考えているのですが、ピアスについて不安があるため、相談させてください。
私は、普段からピアスを複数つけているので、就職活動中は外す予定ですが、入社後はおしゃれとしてつけたいという気持ちがあります。そのため、入社後も完全に外さなければいけないかどうかについて教えていただきたいです。
また、金融業界の面接や説明会に参加する際、どの程度身だしなみに気を付けるべきでしょうか。
金融業界は特に身だしなみに厳しいイメージがあるため、経験者の方の体験談や、働くうえでの身だしなみのルールについて教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
一概には言えない! 多様な顧客からの信頼を想定する必要あり
金融業界はお金を扱う仕事であり、何よりも顧客からの信頼を第一としています。そのため、一般的には派手な装飾品を控える文化が根強く残っています。
もちろん時代とともに許容範囲は広がっていますが、面接の場ではあらゆる年代や属性の顧客から信頼される人物であるかを厳しく評価される傾向にあります。
自分を律することができるか、誠実に見えるかという観点から判断されますので、少しでも不安を感じるのであれば外しておくのが無難です。
おしゃれを楽しみたい気持ちもわかりますが、面接官が「顧客の前に出しても恥ずかしくないか」を見ていることを忘れてはいけません。
ビジネスの場ではTPOをわきまえることが大切
たとえ小さなピアスであっても、相手によっては「仕事に対する意識が低いのではないか」といった不要な先入観を持たれてしまうリスクがあります。
個人のスタイルやファッションも大切ですが、ビジネスの場ではTPOをわきまえ、相手に安心感をもたらす外見を意識することが何よりも重要です。
どうしても着用したい場合は企業の雰囲気をよく観察する必要があります。少なくとも内定を得るまではリスクを避け、清潔感のある身だしなみを徹底することをおすすめします。
入社後に職場の雰囲気を確かめてから楽しむなど、段階を踏むことも社会人としての賢い判断といえます。
複数付けるのは難しい! 清潔感が重視されている
金融業界では、片方1個ずつの目立たない上品なピアスをつける程度が限界で、複数のピアスを通常業務でつけるのは難しいと考えておきましょう。
明確に「ピアス禁止」と謳われていなくても、支店や職場によっては先輩や上司からピアスを外すようにと指導を受ける可能性があります。
金融業界の面接では、清潔感が大切になります。ピアスのみならず、シャツに皺がよっていないかなど、スーツの着こなしに関しても注意が必要です。
顧客の年齢層や職場の価値観に合わせよう
金融機関に直接足を運ぶ顧客は、比較的年齢層の高い人が多いこともあります。そのため、年配の方が不快に思わないような配慮が欠かせません。信頼感を大切にするからこその身だしなみのルールです。
入社後も、ピアスに限らずメイク方法やまつ毛のエクステなどで注意される可能性もあります。
金融機関でピアスを複数つけたり、鼻や口へのピアスをしながらの勤務は難しいといえます。どうしてもピアスを複数付けたいのであれば、別の業界を考えたほうが良いかもしれません。
以下の記事では金融業界の具体的な仕事内容や将来性、向いてる人の特徴などを解説しています。金融業界に少しでも興味がある人は、業界研究の一環として以下の記事をチェックしておきましょう。
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