Q
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運送業は「やめとけ」と聞きますが本当ですか?
体力には自信があり、運転も好きなので、運送業への転職を考えています。しかし、インターネットの掲示板やSNSで「運送業はやめとけ」といった書き込みをよく目にするので、不安も感じています。
長時間労働や人手不足、給料が上がりにくいといったネガティブな情報も多く、実際のところどうなのか知りたいです。
運送業で働くやりがいや、悪い点だけでなく良い点も教えてほしいです。また、運送業を選ぶ場合、失敗しない会社選びのポイントなど、アドバイスがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
課題は抱えてきた業界だが、最近は環境の改善もみられる!
確かに運送業は、長時間労働や人手不足などの課題を抱えてきた業界です。しかし近年は働き方改革の推進によって、環境が改善されつつあります。
たとえば、固定ルート配送の導入、再配達の削減、置き配システムの普及など、ドライバーの負荷を抑える仕組みを取り入れる企業が増えました。
ネガティブな意見だけで判断するのは少しもったいない、といえます。
物流という社会インフラを支える実感や、運転が好きで黙々と集中できる環境など、ポジティブな側面にも目を向けて情報を集めてみてください。
自分の特徴に合わせて4つの条件を押さえよう
失敗しない会社選びのためには、4つの押さえておくべきポイントがあります。
「勤務時間・休憩時間が明確か」「配送ルートは固定か流動か」「扱う荷物の種類や重量は自分に合っているか」「研修制度は整っているか」です。
これらを曖昧にせず、しっかりと確認しましょう。向き不向きがはっきりする仕事だからこそ、自分の特徴と照らし合わせて判断することが大切です。
運送業は会社次第! 実態を見極めて選ぶことが大切
運送業に対して「やめとけ」という声が多いのは事実ですが、これは業界全体の問題というより、会社による働きやすさの差が大きいことが理由です。
まず、前向きな点として、体力に自信があり運転が好きな方にとって、運送業はやりがいを感じやすい仕事です。効率よく配送できた達成感や「ありがとう」と直接言われる喜び、物流を支える社会的意義など、ほかの職種では得にくい魅力があります。
一方で、長時間労働や人手不足など、企業によっては負担が大きい環境が残っているのも事実です。給与が高く見えても拘束時間が長く、実質的な時給換算では給与が低くなるケースもあります。
面接では、具体的な働き方や稼働日数を確認しよう
失敗しないためには、求人票だけで判断せず、「1日の拘束時間」「繁忙期の働き方」「休日日数」「扱う荷物の種類(重い・軽い)」を面接で必ず確認することが重要です。
同じ運送業でも、大手、地域密着、企業専属便、軽貨物など働き方は多様なので、自分の体力・生活スタイルに合う形を選べれば長く続けやすい環境に出会えます。
ネガティブな噂だけで断念せず、実態を見極めながら検討してみてください。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
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