Q
大学院2年生
男性
石油業界はリストラが多いって本当ですか?
安定した企業で働きたいと考えており、大手石油会社への就職を志望しています。給与水準も高く、生活を支える重要な仕事である点に魅力を感じています。
ただ最近は、脱炭素の流れや業界再編のニュースをよく目にし、「石油業界は先がない」「リストラが増える」といった不安な声も聞くようになりました。
実際に石油業界の将来性は厳しいのでしょうか?このまま志望し続けても大丈夫なのか迷っています。今後、業界で安定して働き続けるために、どのような姿勢や準備が必要なのか、アドバイスをいただけないでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
多角化する企業の将来性を見よう
「脱炭素の流れで将来性がないのでは?」と不安になる気持ちはよくわかります。
現実として、石油業界は変化の過渡期にあります。需要が長期的に減っていくことは避けられず、事業縮小や再編の動きがあるのも事実です。
しかし、今すぐに仕事がなくなるわけではありません。むしろ大手企業ほど、石油一本ではなく、電力、再生可能エネルギー、化学分野、インフラ事業などへ
多角化経営を進めていますよ。
石油だけの会社ではなく、事業をどう広げているかを見ていくと、安心材料が見つかるはずです。
変化に対応できるスキルを磨いて
安定して働くために必要なのは、変化に対応できる自分になることです。石油だけでなくエネルギー全体へ視野を広げ、幅広い領域で価値提供できる人材を目指しましょう。
技術系なら電験やエネルギー管理士などの資格を取得する、事務系ならデータ分析スキルやツールを使いこなす力を身に付けるなど、設備、環境、データの知識を持つことが強みになります。
業界が多少傾いても、どこでも活躍できる人材になっていれば怖くありませんよ。
石油業界はすぐに大量リストラが続く業界とは限らない
石油業界は、脱炭素やEV普及など環境変化が大きいため、不安の声が出やすい業界です。
ただし、「すぐに衰退し、リストラが続く」といった見方は極端で、実際には産業用・物流用などの石油需要は依然として大きく、短期的に急激な縮小が起こる状況ではありません。
特に、大手企業は財務基盤が強く、人員削減よりも事業転換に合わせた配置見直しが中心です。
リストラよりも事業転換に伴う配置見直しが中心になる理由
実際、多くの石油大手は脱炭素を見据えて、エネルギー総合企業への転換を進めています。再生可能エネルギー事業、EV向けインフラ、水素事業、化学分野など、新たな領域への投資が進み、それに対応できる人材も求められています。
仮にリストラがおこなわれる場合でも、単なる人員削減ではなく事業転換に伴う配置見直しの意味合いが強い点が特徴です。
業界で安定して働き続けるためには、エネルギー全体の動向に関心を持つ、設備・化学・データなどの専門性を磨く、変化に柔軟に対応する姿勢を持つことが重要です。
石油業界は依然として高待遇で安定性もあります。未来を悲観しすぎず、広い視点でエネルギー分野のキャリアを描くことができれば、十分にチャンスのある業界です。
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