Q
その他
女性
仕事でイライラを態度に出してしまう人が苦手です。
仕事でイライラを態度に出してしまう人への対処法で悩んでいます。
私の職場の先輩に、少しでも思い通りにいかないことがあると、ため息をついたり、乱暴な物言いをしたりと、すぐに感情を態度に出してしまう人がいます。
その先輩とは一緒に仕事をする機会が多く、先輩のイライラにこちらまで影響されて、業務に集中できなかったり、心理的な負担を感じています。正直、人間関係で悩むのは仕事の効率にもかかわるので、どうにかしたいです。
このように感情を表に出してしまう人に対して、周囲の立場としてはどのように接するのが最善なのでしょうか。
また、そういった人がいる環境でもストレスを溜めすぎず、自分の仕事に集中できるようになるための具体的なアドバイスをいただければ幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
仕事でイライラを態度に出す人とは距離を取る意識が大切
職場の先輩がイライラを態度に出してしまうことで、業務に集中できなかったり、心理的な負担を感じているのですね。
仕事に限らず、イライラを態度に出している人には近付きたくないものです。周囲の人の仕事効率も下げかねないため、対処方法を知ることは大切です。
まず、イライラを直接的、間接的に与える行為は、職場ではモラルハラスメントの一種にも該当しえます。
周囲の立場としては、この感情的な言動に巻き込まれず、自分のメンタルを守りながら、業務遂行に集中することが最善です。
相手の感情に巻き込まれず自分を守ろう
具体的な対処法として、まずは上手に距離を取ることを意識しましょう。物理的に距離を取れるのであればもちろん取ってください。業務上話さなければいけない際は、以下の2点を徹底してください。
・話の内容のみを拾い、ため息や声色、トーンなどの非言語コミュニケーションは切り捨てる:先輩の言葉を、まるで箇条書きで表すようなイメージで聞けると良いです。
声のトーンなどは、実際は怒っていなくても怒っているように聞こえる場合もあります。
私の過去の上司は話す前に必ず「いや、」と言う癖がある人でした。否定しているつもりはなくても、そのまま受け止めると否定されているように感じます。
声のトーンに集中すると、事実に反し不安が増大します。感情的なトーンは、「情報のノイズ」として処理しましょう。
・心理的な距離を取る:「先輩のイライラは先輩の問題」「自分の問題ではない」と、心の境界線を意識し、線引きしてください。
感情のコントロールは、体調管理やスケジュール管理などと同じくらい、できる人は大切にしています。極論ですが、「感情コントロールができない先輩は三流だ」と心のなかで切り捨ててもかまいません。
心理的な負担が大きい場合は上司に相談するのも一つの手
それでも心理的な負担が耐えかねる場合は、上司に相談してみましょう。 上司から注意してもらったり、その先輩とは別のプロジェクトや部署への配置転換を検討してもらっても良いです。
先輩のイライラに冷静に対処できる相談者さんは、ほかの社員や上司から高く評価されるでしょう。三流の先輩に振り回されず、自分のメンタルを守りつつ、ほかの社員や上司からの信頼を築くことに集中してください。
仕事でイライラを態度に出す人には対応の型を身に付けよう
まずは、周囲の人がその困った先輩にどのように接しているか、よく観察してみましょう。
そのなかで「この人は対応が上手だな」「真似してみたいな」と思える人を見つけ、そのやり方を参考にしたり、対応のコツを相談したりすると良いでしょう。
「給料は我慢料」とも言われます。人間関係に悩みながらも、効率よく働かなければならない、その葛藤も含めての給料という意味です。
周囲の動きと自分の感情コントロールに目を向けよう
対応策としては、仕事の上達と通じる部分があり、たとえば次のような方法が考えられます。
①一人で抱え込まず、周囲に相談する
②物理的な環境で改善できる点がないか、周囲に知恵を借りる:たとえば、外出業務を増やしてもらう、席替えを検討するなど
③励まし合える社内の仲間を増やす
こうした困った先輩には、実は周囲の人も同じように困っているものです。
また、支援業界には「困らせてくる人は、困っている人である」という言葉があります。先輩自身も、感情コントロールの苦手さから、社内での人望を失ったり、業務連携に苦労しているかもしれません。
ご相談者さんのお悩みは、先輩に対してイラッとしてしまう自分の感情コントロールに関する側面もあります。先輩の様子を観察しつつ、自分の感情を上手に扱うスキルを磨いていくことで、少しずつ状況が楽になると思います。
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