Q
大学院1年生
男性
退職理由が「進学」の場合、面接ではどう伝えるべきですか?
在職中に大学院進学を決め、前職の会社を退職しました。
今後の面接では前職の退職理由を必ず聞かれると思うのですが、単に「進学のため」と答えるだけでは、キャリアアップへの意欲や志望度の高さが伝わらないのではと不安です。特に、今回の進学が前職の仕事と直接関係のない分野であるため、「なぜ今のタイミングで退職してまで進学したのか」と面接官に納得してもらえるか心配です。
キャリアコンサルタントの視点から見て、進学を理由とする退職を面接官にポジティブに受け取ってもらうためには、どのように伝えるのが良いでしょうか。説得力のある説明の構成やポイント、さらに進学で得た知識や経験を新しい仕事にどう活かすかをつなげる方法について、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
進学理由は正直に伝えるべし! 学んだことを転職先で活かそう
前職の退職理由が大学院進学である場合、転職面接では正直にその理由を伝えるべきです。
進学が理由で退職したことを伝える際は、進学で学んだことが、次の転職先でどう生きてくるかをアピールしましょう。
企業を安心させよう! 進学の意図と入社意欲を明確に
関連性がある場合は、「入社したいために学んできました」と伝えましょう。
関連性が薄い場合は、なぜそれを学び、なぜこの企業に入るのかという意図を明確に説明することが大切です。企業側が「また辞めてしまうのではないか」と心配にならないようにしましょう。
今後は退職をしない学び直しも検討しよう
加えて、さらに学び直しをするときに備えて、仕事と学業を両立する方法もお伝えします。
今後は通信で学ぶことも選択肢に入れるのもおすすめです。企業側が流出を止めたい人材であることも考えられるため、さまざまなリスキリングの方法を検討してみてください。
進学という退職理由を目的と共に正直に伝えよう!
退職理由が進学であることは、正直に伝えて大丈夫です。むしろ、「なぜ今のタイミングなのか」や「進学の目的」などをきちんと整理して相手に伝えることができれば、企業も応援してくれる可能性があります。
大学院などは社会人になった人でも進学するケースが増えています。
仕事を辞めてまで進学しなくてはいけない理由、進学後に「今後どういうキャリアプランを考えているのか」というところまで伝えられると、相手の納得度も大きく上がるはずです。
具体的な根拠を明確にして納得度を上げよう
なぜそのタイミングで、なぜ仕事を辞めてまでいかなければいけなかったのかを、具体的な根拠と共に説明することが重要です。
根拠を明確にすることは、自分にとっても進学の軸となる大切なことです。これを曖昧なまま進学するのは、危険だといえます。
自分の言葉で、その進学がキャリアにどうつながるのかを論理的に説明できるようにしておきましょう。
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