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医療事務の仕事ってきついですか?
現在、異業種からの転職を考えており、医療事務の資格取得を検討しています。ただ、ネットで調べると「仕事がきつい」「人間関係が難しい」といった声が多く、不安を感じています。
特に、レセプト業務や患者さん対応での精神的な負担がどの程度あるのか気になります。また、未経験で医療事務に挑戦した場合、覚えることの多さや仕事のスピード感についていけるのか、焦りもあります。
キャリアコンサルタントの方にお伺いしたいのですが、医療事務が「きつい」と言われる具体的な理由は何でしょうか? さらに、異業種からの転職を成功させるために、事前にどんな準備をしておけば負担を軽減できるのか、アドバイスをいただければ幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
医療事務のきつさは「人間関係」にある
人間関係が難しいとされるのは、おもに小規模なクリニックで医療事務として勤務する場合であると考えられます。
地方に行くほど、院長の配偶者が看護師を務め、受付も兼ねるような小規模クリニックが多く見られます。
そのような環境では、院長や配偶者の意向に沿って業務を行うことが求められるため、一定の対応力や気配りが必要となるのも事実です。
特に歯科医院においては、業務が厳しい場合が少なくありません。
歯科医院では、業務の大変さから退職を選ぶ人も多く、院長一人のもとで助手兼事務として働く人にとっては、負担が大きいという話も聞きました。
資格勉強も大変! まずは適性を確認しよう
また、レセプト業務などは非常に細かい業務であるため、性格的に適性があるかどうかも、仕事を選ぶうえでの重要な要素です。
医療事務の資格取得のための学習についても、通信教育の教材を見て「簡単に取り組めそう」と考えてしまう人もいます。
しかし、教材の内容は非常に多岐にわたり、通信教育や独学で学習することは容易ではない場合もあります。
そのため、自身がそれらの学習に対応できるかどうかをあらかじめ確認しておくことが望ましいでしょう。まずは資格取得のための学習に取り組んでみることが有効です。
確固たる知識があればできる! 業務内容の理解を勧めよう
医療事務にはその職種ならではの特徴があり、一般的な企業の事務職とは扱うものや仕事内容が異なります。
もちろん専門的な知識が必要ですが、医療事務の勉強を事前におこない、一度しっかりと知識をつけることができれば、そこまで難しくはありません。
ただし、医療事務は「事務作業だけが業務内容ではない」ということに注意が必要です。実際には顧客の対応や、クリニックか総合病院かによって業務範囲が大きく異なってきます。
総合病院では受付、会計、入院患者対応など、配属先によって仕事内容が変わるため、対応力が必要になります。
患者対応とミスが許されない緊張感に注意
また、常に人体の健康や命が隣り合わせになる職場であるため、カルテの出し間違いなどが大きな医療事故につながる可能性も否定できません。そのため、ミスが許されないという厳しさもあるのです。
さらに、顧客からの待ち時間などに関するクレームで、矢面に立つのが事務職であることもあり、そうしたクレーム対応も必要になります。
一般的な事務職とは仕事が異なりますが、その分やりがいを感じて働いている人も多くいます。良い面・悪い面を自分で見て、適性があるかを判断することが大切です。
以下の記事では医療事務の面接で聞かれる可能性が高い質問を14選紹介しています。ほかの就活生と差別化を図り、より確実に選考を突破するためにも、以下の記事をチェックしておきましょう。
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