Q
大学4年生
女性
アルバイトの退職日はどう決めて、どのように伝えるのがいいですか?
就職先が決まり、卒業までの期間でアルバイトを辞めようと考えています。お金も必要なのでできるだけ長く働きたい気持ちもありますが、できれば円満に退職して、気持ちよく新生活を迎えたいと思っています。
ただ、アルバイト先には「いつまで働くのがちょうど良いのか」「どのタイミングで上司に相談すれば良いのか」が分からず、なかなか言い出せずにいます。
また、退職日を決めるときに、社会保険料などのお金の面や、引き継ぎなど職場への配慮で注意すべきことがあるのかも気になります。
円満に辞めるための退職日の決め方や、上司への伝え方について、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
スケジュールを整理して退職希望日1カ月前には伝えよう
退職日の決め方については、入社前準備のほかに、まずは自分のスケジュール整理から始めましょう。
卒業旅行や引っ越しなどのライフイベントを整理し、そこから逆算して、余裕を持った最終出勤日を設定すると安心です。
伝える一般的なタイミングは、退職希望日の1カ月前といわれています。シフト制の場合は、次のシフトが作成される前に伝えるのがマナーです。迷惑がかからないよう注意しましょう。
言葉はシンプルで問題ない! 最後まで誠実な感謝を大切に
伝え方については、変に言い訳をせずシンプルに「〇月〇日で退職したいです」と伝えて問題ありません。その際は、これまでお世話になった感謝の気持ちを必ず添えてください。
また、辞めると決まった途端に気が緩んでしまう人もいます。最後に良くない印象を残さないように「立つ鳥跡を濁さず」の精神で、最終日まで責任を持って働き抜きましょう。
なお、社会保険に加入している場合は退職日によって手続きが変わる場合があります。アルバイト先に早めに確認しておきましょう。
1カ月前に相談しよう! 社会人生活のスタートにもかかわる
アルバイトの退職日は、単なる辞める日ではなく、次のステージへ向けてあなたへの信頼を残す大切な節目です。
就職支援の現場では、退職の伝え方一つで社会人生活のスタートが驚くほどスムーズになる例を多く見てきました。ここでは実際の学生の体験と企業側の声をもとに、伝え方のポイントを紹介します。
実際の事例から、伝える時期と言い方を理解しよう
Iさんは3月末まで働きたいと考えていましたが、店長への相談が遅れ、後任の確保が間に合わず、引き継ぎに追われる結果になりました。
一方、Jさんは2月初めに3月20日の退職を申し出たことで、店も余裕を持って対応でき、本人も引っ越し準備や生活リズムの調整に時間を使えたと言います。
このように、多くの職場では1カ月前に意思を伝えておくと安心です。規定上は2週間前でも可能なものの、引き継ぎや繁忙期を考えて早めの相談が望ましいといえます。
伝えるときは「辞めたい」よりも「相談したいことがあります」という切り口が効果的です。「4月から社会人として働く準備があり、〇月〇日で退職を考えていますが、お店として問題がないかご相談させてください」と伝えましょう。相手の都合も尊重できます。
社会保険や有給休暇は直接確認するのが良い
また、退職前には社会保険や有給休暇の確認も忘れずにおこなってください。学生アルバイトでも条件を満たせば有給が付与されます。未使用分があるなら、事前に相談すれば退職前に消化できるかもしれません。
また、レジや鍵の管理など、重要な業務を任されている場合は、1~2週間前から引き継ぎ期間を設けると安心です。
丁寧に退職を進めた人は、社会人になった後も好印象を残すことが多く、繁忙期に短期で再雇用される例もあります。このようにあなたの辞め方は、思っている以上に職場で長く評価されることもあるのが現状です。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。
そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人





