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就活の面接で前髪を下ろすのは避けるべきですか?

就職活動中の学生です。普段は前髪を下ろした髪型にしていますが、面接では額を出したほうが好印象と聞き、このままのスタイルで行っても大丈夫なのか不安を感じています。

前髪を下ろすと幼く見えたり、表情が暗く見えて面接官に印象が伝わりにくくなるのではと心配なのですが、一方で、無理に慣れない髪型にすると、かえって不自然に見えてしまうのではないかとも思います。

前髪を下ろしたまま面接に臨む場合でも、清潔感や明るさを感じてもらえるようにするには、どのような長さやスタイリングを意識すれば良いでしょうか?

就活における前髪を下ろしたスタイルの許容範囲や、好印象を与えるための工夫についてアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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前髪は下ろしてもOK! ただし表情と清潔感を最優先に考えよう

就活時の髪型をどうするべきなのかはとても迷いますよね。就活の本などには、なるべく前髪を上げるべきと記載されていることが多くあります。

しかし、これはあくまで一般論です。面接官が応募者の髪型として気になるポイントとしては、表情がよく見えるか、清潔感があるか、そして眉毛がきちんと見えているかです。前髪を下ろすにしても、眉毛の形がはっきりと相手から見えるかどうかが、一つの基準になるでしょう。長さとしては、眉毛にかかるくらいが限度と考えてください。

眉毛の形が完全にわからなくなると、表情が暗く見えたり、眉毛が上がっているのか下がっているのかが見えず、何を考えているのかが伝わりづらくなったりします。そうすると、あなたの熱意や人柄が十分に伝わらず、面接官としては良い評価につながらないでしょう。

実際に学生にアドバイスする際には、どうしても隠したい場合以外は、基本的に前髪を上げるように伝えています。

また、志望する業界の雰囲気に合わせて印象をコントロールすることもポイントです。たとえば、金融業界のように規律を重んじる、いわゆる「お固い職場」であれば、顔周りをすっきりさせることで誠実さや真面目さをアピールするのが効果的です。一方で、社員の個性や自由を尊重するような業界であれば、活動的でエネルギッシュな印象を与えるスタイルが好まれる傾向にあります。

肌トラブルを隠したい場合は面接までに肌のケアをおこなおう!

もし前髪を下げたい理由が、ニキビなど肌のトラブルで隠したいということであれば、それはむしろ、しばらく前髪を上げて雑菌が繁殖しないようにしてニキビケアを優先するべきだと考えます。

肌のトラブルを隠すために前髪を下ろしてしまうと、雑菌が繁殖しやすくなり、かえって症状が悪化する可能性があるからです。

面接の場では清潔感が最優先されるため、トラブルがある場合は一時的に隠すことよりも、根本的に治すことに時間と労力を使うことが、就活期間全体を通じて良い印象を与えるための大切なポイントになります。

どうしても前髪を下ろしたい場合は、表情の要となる眉毛がしっかりと見える長さを目安に、あらかじめ少し短めに整えておくのがポイントです。その際、なるべく毛量を減らして軽さを出すことで、「眉毛の形は透けて見えるけれど、おでこのニキビなどの肌トラブルは目立たない」という絶妙なバランスを探ってみてください。

もし、おでこの高い位置にニキビがある場合などは、その気になる部分に上手く髪を流して自然にカバーしつつ、眉毛自体はしっかりと相手に見える状態を作ることがおすすめです。清潔感を第一に保ちながら、自信を持って面接に臨めるよう、隠したい部分と見せる部分をうまく調整していきましょう。

国家資格キャリアコンサルタント/国家検定2級キャリアコンサルティング技能士

平野 裕一

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前髪を下ろすのは問題ない! 目や額が見えるようにセットしよう

就活の面接で前髪を下ろすこと自体は問題ありませんが、表情がはっきり見えることと清潔感の確保が絶対条件です。

前髪が目にかかると表情が読みづらくなり、面接官に暗い印象を与えてしまったり、コミュニケーション能力が低いと判断されたりするリスクがあります。

私の過去の支援経験のなかでも、前髪は目のラインより短くカットするか、サイドに流して額を少し見せるように整えることを案内してきました。

慣れた髪型をビジネス仕様に整えてリラックスして臨もう!

また、重くならないように量を調整して軽さを出す工夫が必要です。そのうえで、面接中に崩れないよう少量でセット力のあるワックスやスプレーで丁寧に固定してください。

無理になれない髪型にするのではなく、普段のスタイルを表情が明るく見えるビジネス仕様に少し整えることが、リラックスして面接に望む鍵となります。

面接官は最初の1~2分で表情を見てほぼ印象を決めるため、顔がしっかり見えるようにすることが大切ですよ。

面接本番前の方へ
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