Q
大学3年生
男性
面接前メールの結びに「当日はよろしくお願いします」はマナー的に正しいですか?
面接日程の確認や前日の連絡メールで、最後に「当日はよろしくお願いいたします。」と書くのは就活生として適切なマナーでしょうか。
丁寧な表現だと思って使っているのですが、目上の方に対しては少し馴れ馴れしいのではないか、あるいは「面接を受ける側なのに、何をよろしく頼んでいるのだろう」と思われるのではと不安です。
周囲の就活生は「お忙しいところ恐縮ですが」といった結びを使うことが多く、自分のメール表現が合っているか気になっています。
就活メールでの「当日はよろしくお願いします」の適切性と、好印象を与えるためのより自然な結びのフレーズについて具体的に教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
失礼ではないが一工夫してみよう! 丁寧な結びで差をつけられる
「当日はよろしくお願いします」という言葉自体は失礼にはならないです。「少し簡単かな、誰でも使うよね」という程度ではあるのですが、別にそこまで問題はないでしょう。
もし気になるのであればこの「よろしくお願いします」という代わりに、たとえば「当日お会いできるのを心より楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。」といった具体的なフレーズを使うと良いでしょう。
また日程調整などこちらからお願いしなければならないときは「ご検討ください」ではなく、「ご多忙の中恐縮ですが、どうぞご検討くださいませ」「どうぞご教示くださいませ」というように、少しクッションを入れていただくのが良いでしょう。
クッション言葉を添えれると丁寧! 感謝の気持ちを忘れないようにしよう
自然な結びの言葉としては「引き続きよろしくお願い申し上げます」という表現もありますが、最終的には「何卒よろしくお願い申し上げます」で問題ありません。
ただその前にクッションとなる感謝の言葉であったり「心より楽しみにしております」みたいな言葉を入れると、余計丁寧になるかと思います。
好印象を与える結びは「何卒」を使おう!
面接メールの結びで「当日はよろしくお願いします」という表現は、より適切なフレーズに置き換えるべきです。
「よろしくお願いします」は協力や依頼の意味合いが強く、目上である面接官や採用担当者に対して使うと、違和感を与えたり子どもっぽく見えたりする可能性があるためです。
ビジネスメールでは相手との関係性や場面に応じて、適切な敬語を使うことが求められます。
面接前のメールは企業に対する真摯な姿勢を示す最初の機会の一つなので、細部にまで注意を払うことが大切です。
細部に配慮できる学生であることをアピールしよう
好印象を与える結びは相手への配慮を示す表現です。たとえば「当日は何卒よろしくお願い申し上げます」としましょう。
前日の確認メールなどでは「どうぞ」を加えて「当日はどうぞよろしくお願いいたします」とすると、より丁寧になります。
丁寧語でも相手との関係性に応じた適切なフレーズを選び、細部にまで配慮できる学生であることをアピールしましょう。
メールの結びの言葉一つをとっても、あなたのビジネスマナーや相手への配慮の程度が判断される可能性があります。適切な表現を用いることで、入社意欲と誠実さを効果的に伝えることができます。
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