看護インターンの服装については、多くの学生から相談が寄せられます。

結論から言うと、スーツで参加すれば安心です。理由は、多くの病院で看護インターンは「採用活動の一環」として見られているためです。参加者の態度や雰囲気はしっかり評価対象になります。

私が支援した学生のなかにも、「私服でOK」と言われたものの、現場ではほとんどの参加者がスーツ姿だったという例がありました。後で担当者に確認すると、「病院では患者さんもいるため、清潔感が最優先」と言われたとのことです。

病院は第一印象を大切にしており、服装からも丁寧さを感じ取ります。そのため、迷う場合はスーツが無難です。

迷ったら清潔感を優先しよう

ただし、内容によっては例外もあります。職員との座談会形式のインターンなど、病院側から「私服で」と指定がある場合は、白・紺・グレーなど落ち着いた色のオフィスカジュアルでも問題ありません。

男性はシャツとカーディガンやジャケット、女性は膝丈スカートやローヒールパンプスが好印象だといわれています。派手な色や過度な露出は控えましょう。

また、病棟見学が含まれる場合、動きやすく清潔感のある服装が求められます。デニムやスニーカー、ロゴ入りトップスなどカジュアルすぎる服装は場にそぐわないことが多いです。

どんな服装でも、事前に案内メールや募集要項をよく確認し、指示に従いましょう。

スーツは「安全策」、オフィスカジュアルは「指定があるときだけ」と理解しておくと間違いありません。初回はスーツで参加し、次回以降に指定があればそれに合わせる方法が最も安心です。丁寧な準備こそが、社会人としての第一歩です。

看護のインターンシップの服装は、基本的にはスーツが間違いありません。病院は清潔感を非常に重視します。

さまざまな人のいる病院では、清潔感がよりいっそう求められる！

スーツだけでなく、身だしなみを自発的に整えることが一般的です。長い髪の毛はきちんとまとめる、前髪が顔にかからないようにするなどの配慮をしましょう。

病院から指示があった場合は、適切に従ってください。感染症対策の観点からも、清潔感のある格好をすることが求められます。

病院によっては、細かい規定があります。たとえば、「セーターは繊維が散るから禁止」などです。ほかにも、髪染めやピアス、指輪などが禁止されている場合もあります。事前にインターン先に確認し準備をしましょう。