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コールセンターの志望動機は、どのように書けば良いですか?

コールセンターの仕事に転職を考えていて、いくつか求人に応募しようとしています。

志望動機を作成しているのですが、正直「人と話すのが好き」といったありきたりな内容しか思いつかず、採用担当者の方に「この人を採用したい」と思ってもらえるような、具体的なアピールポイントがなかなか見つけられません。

特に、未経験で応募する場合、どのような点を強調すれば良いのでしょうか? また、前職での経験を活かす方法も教えていただきたいです。

コールセンターの志望動機の書き方のコツや、具体的なエピソードの盛り込み方についてアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

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※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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忙しい現場で求められる能力を証明しよう!

コールセンターの志望動機でよくある「話すのが好き」という理由は決して悪いわけではありません。

ただし、採用担当者が本当に重視しているのは、忙しい現場で求められる行動が実際にできるかどうかです。そのため志望動機では、過去の具体的な経験をコールセンターの仕事に結びつけて示しましょう。

たとえ未経験でも、そうした具体性があれば採用に大きく近づきます。

これまでの経験を「傾聴力」や「調整力」に落とし込む!

たとえば、以前私が支援した方は「人と話すのが好き」という抽象的な動機しかありませんでしたが、飲食店でのクレーム対応経験がありました。

そこでは相手の感情を冷静に受け止め、本音を探る力を身につけていたため、これを「傾聴力」、「感情の温度調整力」、「一次解決力」という、コールセンターで非常に評価されるスキルとして志望動機に反映させました。

結果、未経験ながら大手の受電センターに採用されています。

マルチタスクや冷静さが鍵!

面接では特に以下の3点が重視されます。

まず傾聴力と冷静さです。コールセンターでは怒りや不安を抱えたお客様が多いため、感情的な相手に落ち着いて対応した経験は評価されます。

次にマルチタスク適応力です。通話しながらシステム操作や情報検索・メモを同時進行できる力が求められ、飲食や販売、事務でも応用可能な経験が活かせます。

最後にストレス耐性と継続力です。どんなに仕事が好きでも負荷に耐えて継続できなければ採用は難しいといえます。これらを示す具体的な経験があると強みになります。

志望動機は流れを意識して語ろう

志望動機は「これまでの経験」「コールセンターの仕事との関連付け」「なぜその会社か」「今後の成長意欲」という流れで構成すると説得力が増します。

過去のアルバイトや職務経験の中で得意だったことや任されていた役割を一緒に整理し、コールセンターで評価されるスキルに置き換えていくのが効果的です。

あなたのなかに眠っている強みを言語化し、採用担当者に響く志望動機に仕上げましょう。こうした準備が、未経験でも現場で求められる力を伝え、採用に結びつけていくコツとなります。

国家資格キャリアコンサルタント/交流分析士インストラクタ―

小山 亜矢子

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声だけの会話は想像以上に難しい! 対応力をアピール

なぜコールセンターを受けたいのかを理解することが必要です。

この仕事の特色は相手の表情が見えないことです。声だけでの会話には、想像以上に高度な技術を要します。そのため、「声からくみ取る力」「笑顔が想像できる声」などをアピールしましょう。

また、クレームに対して感情的にならず、落ち着いて対応できる力も必要です。もしトラブルなどに対して冷静に対処した経験があれば、それがアピールポイントになります。

顧客としての経験を伝え、理解や意欲を示そう!

志望動機のコツは、自分の体験を入れ込むことです。自分がコールセンターに電話した具体的なエピソードを盛り込みましょう。コールセンターへの電話を通じて顧客として満足した経験があれば、評価が上がる可能性が高いです。

以下の記事では、コールセンターの採用選考で刺さる志望動機の書き方を解説しています。「コールセンターを志望しているがどう志望動機を作れば良いかわからない」と悩む人はチェックしておきましょう。

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