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特許事務の志望動機は、どのように書けば良いですか?
現在、一般事務の仕事をしていて、専門性の高い特許事務の仕事に魅力を感じて転職を考えています。しかし、特許や知財に関する知識・経験がまったくなく、志望動機をどう書けば良いか迷っています。
未経験だと「特許への興味」や「事務処理能力の高さ」をアピールするだけでは、採用担当者の方に響かないのではないかと不安です。
特許事務の採用において、未経験者が志望動機で特に重視すべきポイントは何だと思いますか? また、特許事務の仕事内容について具体的なイメージが持てず、志望動機に説得力を持たせるのが難しいと感じています。どうすれば良いでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
特許事務は知識より正確さのアピールが鍵
未経験から特許事務を目指す際に、志望動機で差がつくポイントは「専門知識の有無」ではありません。
実際に多くの採用担当者が重視しているのは、特許事務の仕事の本質を正しく理解しているかどうかです。具体的には、期限管理や正確な作業で企業の知的財産を守る仕事だと認識し、その役割に貢献できる姿勢が求められます。
たとえ法律や技術の知識がなくても、大きく心配する必要はありません。仕事の本質を理解していることが評価につながるケースは多くあります。
特許事務の本質を理解しよう! ミスの少なさに対する再現性が必要
特許事務の仕事は、特許庁への手続きや期限の管理、海外代理人との英文メールのやりとりなど、ミスが企業の権利損失に直結する慎重な業務です。
そのため、採用担当者が求めるのは、「正確性と再現性のある仕事ができること」「期限やルールを守りながら業務を遂行した経験」「変化の多い専門的な手続きを理解しようとする姿勢」の3点です。
未経験者が説得力のある志望動機を書くためには、自分の過去の業務経験と特許事務の本質を結びつけて示すことが大切です。
たとえば、一般事務で年間数百件の書類を誤りなく処理した経験や、複数の締切を同時に管理した経験、申請書類の記載ミスを改善した経験は、特許事務で求められる正確性や管理能力の証明になります。
仕事内容を理解していることが伝わる志望動機を語ろう
また、志望動機には単なる興味だけでなく、「特許事務のどの部分で自分の強みが活かせるのか」を具体的に書くことで、採用担当者に強い印象を残せます。
たとえば、「期限や形式が厳密な業務のなかで抜け漏れを防ぐ作業にやりがいを感じてきた」「技術を言語化する役割で企業の開発を支える点に魅力を感じた」といった表現は、特許事務の仕事内容を理解していることを示します。
こうした志望動機は、未経験からでも採用担当者の信頼を得るうえで非常に効果的です。
特許事務は正確性が命! 学ぶ姿勢を示そう
特許事務は専門性が求められるため、業務自体の難易度は高いです。特許への興味は欠かせません。
未経験でも採用されることは多いですが、思っている以上に、コツコツとした確認作業と正確性が非常に求められます。補佐的な業務も多いため、学ぶ姿勢を示しましょう。
細かい作業や専門用語への適性も見られている
前職での活躍を振り返り、「コツコツと資料を作った経験」「間違いを見つけるのが得意」といった、正確な作業や細かい作業が得意であることを示すエピソードを盛り込むべきです。
英語を使うこともありますが、専門用語が多いので注意してください。英語が得意だから問題ないと軽い気持ちでいると、大きな打撃を受ける可能性もあります。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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