志望動機の締めくくり例文13選! そのまま使えるテンプレも紹介

この記事にコメントしたアドバイザー

  • 木村 千恵子

    Koyori キャリアワールド代表 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号16050754)/キャリア・デベロップメント・アドバイザー SNS:Twitter/Facebook

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  • 隈本 稔

    職りんく運営者 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号19041711)/性格応用心理士1級/キャリア・デベロップメント・アドバイザー SNS:Facebook

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  • 鈴木 洵市

    ブルーバード合同会社代表取締役 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号21041822) SNS:Instagram/Facebook

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この記事のまとめ

  • 志望動機は締めくくりによって内容全体の印象が左右されるため、入社後の活躍イメージを伝えられる内容だと高評価につながりやすい
  • 締めくくりの基本ルールを押さえれば志望動機の納得感が生まれる
  • 綺麗にまとまる志望動機の締めくくりテンプレート8選と例文13選を紹介

頭を悩ませながら志望動機を書き進めるものの、締めくくりで手が止まってしまう就活生は多いもの。「志望動機の締めくくりってなにが正解なのかわからない」「志望動機の締めくくりで好印象になるフレーズはないのかな……」と悩みの声がよく寄せられます。

エントリーシート(ES)や履歴書ではもちろん、面接でも頻出質問の1つである志望動機。せっかく良い内容の志望理由を伝えても、締めくくりで失敗するとその魅力は半減してしまうため、締めくくりこそ力を入れて対策をしていきましょう。

この記事では、キャリアアドバイザーの木村さん、隈本さん、鈴木さんのアドバイスを交えつつ解説します。適切な志望理由の締めくくりがわからない就活生はぜひ参考にしてくださいね。

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目次

志望動機の締めくくりは印象を左右する! 熱意や活躍イメージを伝えよう

志望動機で自分の熱意や志望度の高さを伝えようと意気込む就活生も多いですよね。しかし、せっかく良い内容を盛り込んでも、締めくくりは志望動機全体の印象を左右するため、そこが採用担当者に響かない言葉になっていると書類選考を突破することは難しくなってしまうかもしれません。

記事では、まず志望動機の締めくくりが重要な理由を解説。志望動機の締めくくりが文章全体に影響を及ぼす非常に重要な役割を果たしていることを押さえましょう。そして、締めくくりの基本ルールと伝えるべき内容を解説します。

さらに、締めくくりで悩んでいる就活生必見の、綺麗にまとまる締めくくりテンプレート8選と例文13選も紹介します。自分の志望動機にぴったりの締めくくりを考えやすくなるため、この記事を参考に自分ならではの志望動機を作ってみましょう。

締めくくりを考える前に志望動機の前提知識を押さえよう

志望動機が問われる理由志望度の高さや熱意を確認するため
志望動機の基本構成結論→エピソード→締めくくり
志望動機の考え方自己分析と企業分析をして自分と企業の接点を探す
志望動機の前提知識

ESや履歴書はもちろん、面接で必ずといって良いほど問われる志望動機。締めくくりは志望動機全体の印象を左右する非常に重要なものですが、まずは志望動機が問われる理由や基本構成、考え方を押さえていきましょう。

志望動機の「基本」がわかることで、締めくくりでなにをアピールすると効果的か、伝えるべき方向性を理解できるようになりますよ。

志望動機が問われる理由:志望度の高さや熱意を確認するため

採用担当者は志望動機から、就活生の自社に対する志望度の高さや熱意を確認したいと考えています。また、志望度の高さを確認すると同時に、仕事への意欲も確認していますよ。

たとえば、なんとなく「頑張ります」という就活生よりも「御社の〇〇に△△という強みをもって貢献したいです」という就活生の方が、自社への志望度の高さも仕事への意欲もあるように感じられますね

木村 千恵子

プロフィール

志望動機の伝え方次第で、あなたの熱意と本気度が判断されてしまうため、志望動機は非常に重要な質問です。

どの企業も学生が「他社ではなく、なぜ我が社を志望しているのか」に対して強い関心を持っているため、志望動機でミスをしてしまうとそれだけで不採用ともなり得ます。

熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

 実際にツールで作成した志望動機例文 
 (鉄道会社の場合) 
私には、将来社会に貢献していることを肌で実感できる鉄道職で働きたいという思いがあります。中でも貴社は、日本の大動脈である東海道新幹線のサービス充実を促進しつつも超電導リニア開発を推進しており、日本の今と未来を背負っているという強い使命感を持っておられる点に魅力を感じました。そして、ユーザーに最も近い位置で働き、サービスを提供する運輸系統を志望します。インターンシップやOB訪問、社員懇談会でお会いした全ての社員の方々から、安全・安定輸送への情熱や人としての魅力を肌で感じ、私も貴社の最大の財産である「人」の一翼を担いたいと強く思いました。

志望動機の基本構成:結論→エピソード→締めくくり

志望動機の基本構成

  • 結論:その企業を志望する理由
  • エピソード:根拠となるエピソード
  • 締めくくり:入社後のビジョン

志望動機の構成を理解することで、締めくくりに至るまでの流れをつかむことができます。

志望動機の構成は、まずは結論でその企業を志望する理由を明確に伝えます

結論の例

  • 私は、貴社の「世界を食品で笑顔に」という企業理念に共感したため志望しています。
  • 私は生まれ育った地域に寄り添い地域経済をサポートしたいという思いがあり、貴社は〇〇県に密着をした、地域の未来を作る企業であるため志望しています。

次に、その理由の根拠となるエピソードです。なぜその志望理由なのか、どうしてそれが自分にとって大切なのか、自分自身の経験を用いて志望理由の根拠を伝えましょう。このエピソード部分によってオリジナリティが生まれます。

エピソードの例

  • OB・OG訪問をした際に、貴社の社員のみなさんが口をそろえて「これは自分たちにしかできないことだから」と誇りを持って業務について教えて頂きました。私は、部活動の経験から「自分にしかできないこと」をやり遂げることにやりがいを感じています。そのため、貴社のようなオンリーワン製品を数多く輩出する企業であれば、自分の強みを最大限発揮していけると考えました。

そして、志望動機全体の印象を左右する締めくくりでは、入社後に貢献できることや実現したいことなど具体的なビジョンを伝えましょう。

「この就活生はこういうことがやりたいから志望しているのだな」と面接官があなたの志望動機に納得感を持てるようにします。

締めくくりの例

  • 貴社に入社後は、アジア圏の新規事業に携わり、強みである「忍耐力」を発揮して貢献していきたいです。
  • 貴社の営業職として、お客様一人ひとりに寄り添った提案をおこない、営業成績No.1を目指します。

企業側は、結論やエピソードに該当する「志望理由」だけでなく、学生が入社した後にどう貢献できるかまでを知りたがっています。

締めくくりまでしっかり伝えきることで、志望理由の本気度が伝わることを忘れないようにしましょう。

志望動機の考え方:自己分析と企業分析をして自分と企業の接点を探す

志望動機は単なる企業へのラブレターではありません。志望動機は、企業があなたを採用するメリットを伝える意味もあります。そのため、自己分析と企業分析をおこない、自分と企業の接点を探して貢献できることを伝える意識を持つことが大切です。

自分の企業選びの軸や企業の特徴、求める人物像と一致する点を考え、「自分だからこそ」の考えや強みと「その企業ならでは」の理由を志望動機に盛り込みましょう。その企業ならではの理由を探すためには、企業理念や社風、事業内容、今後の動向など多角的に調べてみてください。

そして自分と企業の接点から、自分が貢献できることや入社後に挑戦したいことを伝えられると、採用担当者に「この就活生は自社のことをよく理解しているから志望度も高く、入社後も活躍してくれそう」という印象につながります。

志望動機の締めくくりの前に、志望動機の内容全体をもっとブラッシュアップしたいという就活生は以下の記事を参考にしてください。
面接の志望動機の答え方を10例文で解説! 書類と同じ対策はNG

社風を盛り込んだ志望動機を作成したい就活生は以下の記事を参考にしてください。
「社風の志望動機」は注意が必要! 例文付きで受かるコツを伝授

志望動機の締めくくりが重要な2つの理由

志望動機の締めくくりが重要な2つの理由

  • 熱意や志望度の高さを印象付けることができるため
  • 志望動機全体の印象を左右するため

なんとなく締めくくりが大切だと感じている就活生もいるかもしれませんが、きちんと理由を押さえなければ、採用担当者に響く志望動機の締めにはなりません。

せっかく苦労して考えた志望動機を締めくくりで失敗をして、無駄にしてしまわないためにも、なぜ志望動機の締めくくりが重要なのかを確認していきましょう。

①熱意や志望度の高さを印象付けることができるため

志望動機の締めくくりでは、入社後のビジョンとして、貢献できることや実現したいことを伝えます。

そのため、採用担当者は志望動機の締めくくりから「入社後にどんな働き方をするのか」「どのように貢献できるのか」というあなたの働く姿をイメージすることができます

志望動機の前半では理由やエピソードがメインの内容となっているため、締めくくりでは意欲や意思を表明をすることで、自分のアピールしたい印象を念押しするということです。

鈴木 洵市

プロフィール

終わりの出来事が全体の印象を決定づけるという「ピーク・エンドの法則」があります。

そのため、志望動機の締めくくりで熱意や志望度の高さを伝えることで、志望動機全体にその影響が及びやすくなりますよ。

熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

②志望動機全体の印象を左右するため

親近効果

「親近効果」が示す通り、締めくくりがあなたの志望動機の印象を大きく左右するとも言えます。

親近効果とは?

最後に与えられた情報によってその人の印象が決定されやすいという心理効果

たとえば、旅行に行って楽しく過ごしていたのに最後の最後で財布をなくしてしまったら、旅行の印象はあまり良くないと感じてしまいますよね。

志望動機も同様に、前半の内容が良かったとしても、最後の締めくくりの印象が悪いと、その最後の印象が採用担当者のあなたの志望動機に対するイメージとして残りやすくなってしまいます。

そのため、締めくくりの精度を高めることで、「あれ、この就活生は優秀かもしれないぞ」と印象を好転させたり、「やはりこの就活生は優秀だな」と最後の一押しをしましょう

志望動機の締めくくりで失敗すると、具体的にどんな影響や印象となるのでしょうか?

鈴木 洵市

プロフィール

言いたいことが伝わらず基礎的な資質を疑われる

志望動機の締めくくりで失敗してしまうと、「この学生はちょっと何を言いたいのかわからない」といった感情を面接官から抱かれやすくなります。

そして、基本的な文章の構成能力を疑われてしまいます。そうなると、前半部分やエピソードなどが良い志望動機であったとしても、最終的に疑問や不安を抱かれてしまいます。

イメージ戦略として、志望動機の締めくくりは力を入れて対策しましょう。

志望動機の締めくくりの5つの基本ルール

志望動機の締めくくりの5つの基本ルール

志望するエピソードが優れた内容であったとしても、締めくくりが漠然としていたり、よくある内容だと、他の就活生の志望動機に埋もれてしまうこともあります。

今から解説する志望動機の締めくくりの5つの基本ルールを押さえて、まずは採用担当者の目を惹き、印象に残るような表現にしましょう。

①断定の形で前向きな表現をする

志望動機の締めくくりは全体の印象を左右すると伝えてきました。そのため、締めくくりでは言い回しを少し工夫するだけでも、熱意や志望度の高さが採用担当者に伝わりやすくなるものです。

たとえば、「御社に入社後は、未経験のため不安もありますが、早く貢献できるようになれたらと思っています」と不安げな様子が伝わる就活生と、「御社に入社後は、未経験ですがそれを補うための努力を欠かさず、いち早く戦力となり貢献します」と断定しつつ前向きな表現をする就活生では、どちらの志望動機が魅力的に映るでしょうか。

締めくくりまでに語っている志望理由を念押し・後押しするためにも、前向きな表現を用いて、言い切ることを意識しましょう。前向きな表現と消極的な表現には以下のようなものがあります。

志望動機の締めくくりで前向きな表現の例

  • いち早く一人立ちできるように
  • 営業成績No.1を目指して
  • 御社に貢献するために
  • 御社の企業理念である〇〇を体現するために

志望動機の締めくくりでNGな消極的な表現の例

  • 未経験のため不安はありますが
  • 未経験で不安ですが、研修制度の充実した貴社であれば
  • 業務についていけるように頑張れたらと思います
  • 転勤がない貴社であれば
  • 他の企業よりも倍率が低いこともあり

木村 千恵子

プロフィール

前向きな印象を残すには、不安や心配をほのめかす言葉は避け、前向きな事柄を笑顔でシンプルに伝えましょう。

その会社の事業の今後の方向性と、自分がそれに貢献できる可能性を楽しみにしているイメージで話すことが大切です。そうすることによって、自然と前向きな内容になりますよ。

②「よろしくお願いします」など意味のない定型文は避ける

就活生の中には丁寧な印象にしたいと考えたり、無意識でついありきたりな言葉を使ってしまう人もいます。「よろしくお願いします」や「頑張ります」は、今後の成長や活躍をイメージしづらい意味のない定型文とも言えます。

面接で一言添えるのであれば問題ないかもしれませんが、文字数が限られた書類選考ではこのような意味のない言葉を盛り込むのは避けましょう

志望動機の締めくくりは、一文に意味を持たせ、あなたの考えや意欲が想像できるような言葉選びをしてくださいね。

③それまでの内容から飛躍しないようにする

締めくくりで入社後に貢献できることや挑戦したいことを伝えますが、それまでに伝えていた志望する理由から飛躍や乖離をしていないか注意が必要です。

冒頭の「志望理由」と、締めくくりの「こういう働きがしたい」「こういう働きで貢献できる」がイコールの関係で結び付けられるか確認しましょう

たとえば、志望理由が「地域に寄り添い地域経済のサポートする事業内容に魅力を感じたから」であるのに、締めくくりが「入社後は、得意の英語を活かして海外市場に参入できるように貢献したいです」では話が飛躍してしまっています。

志望動機の締めくくりは、結論で述べる自分の価値観軸と一致させることを前提に組み立てましょう。

「結論→締めくくり→エピソード」の順でまずは作成して、清書の前に組み替えて最終確認することがおすすめです。こうすることで、志望動機の締めくくりでそれまでの内容から飛躍しないようにできます。

④入社後の働き方がイメージできるようにする

Will・Can・Mustで考える

採用担当者に熱意や再現性を見出してもらうためにも、志望動機の締めくくりは、「やりたいこと」や「貢献できること」など未来に向けた内容にしましょう。

志望動機の締めくくりを考えるにあたってはwill・can・mustのフレームワークを活用すると入社後の働き方がイメージしやすい内容になります。

will・can・mustのフレームワークとは?

will(自分がやりたいこと):今の自分が描く将来像のこと
can(自分ができること):今の自分のスキルでできること
must(自分がやらなければならないこと):優先的に取り組むべき課題のこと

willで「自分のやりたいこと」を、canで「自分が貢献できることを」、mustで「自分がやらなければならない」ことを盛り込みます。

willは自分が入社後にどのようなことをやりたいのか、何を実現したいのかという観点から内容を盛り込みます。canでは、自分が過去の経験から身に付けた強みやスキルで企業に貢献できることを盛り込みましょう。

will「自分のやりたいこと」の例

アジア圏でのシェアを広げていきたい

can「自分が貢献できること」の例

学生時代に中国へ留学をしたことから学びえた、忍耐力と語学力で貢献できる

そして、mustですが、就活生は企業が求めるmustを見落としがちです。たとえば、新卒採用では営業を多く求めている企業に対して、IRや広報などで貢献すると伝えてしまうとmustが反映されていない締めくくりとなってしまいます。

must「自分がやらなければならないこと」の例

まずは一人立ちできるように貿易業務などの基礎を押さえる

これらのwill・can・mustを踏まえて、志望動機の締めくくりとしていきます。上記の例であれば、以下のような締めくくりが考えられますね。

志望動機の締めくくりの例

御社に入社後は、まずは貿易業務などの基礎を押さえ一人立ちをして、私の強みである忍耐力と語学力を活かしアジア圏でのシェア拡大のために貢献していきたいです。

入社後にやりたいことがうまく思い浮かばない就活生は以下の記事を参考にしてください。
例文10選|入社後にやりたいことの回答で押さえるべきコツは?

限られた文字数の中で入社後の働き方を詳しく伝えることは難しいです……。まとめるコツはありますか?

木村 千恵子

プロフィール

「貢献」と「配慮」を一言ずつ盛り込もう

志望動機を書くまでに調べた企業HPでの企業情報や社員のコメント、OB・OG訪問での話などを元に、入社後や将来にわたって貢献をする意欲を一言で表してみましょう。

たとえば、入社後の配属部署の一員として自分が加わったとして、「営業で成績1位」「新規事業創出」などを端的に表します。

また、採用担当から「入社を見据えている学生だ」と感じてもらうまとめ方として、「いち早く一人立ちして」など新入社員を受け入れる組織体制への配慮も一言程度盛り込むことがおすすめです。

自分のやりたいことを実現するための目的意識もある程度は歓迎されますが、そのことばかりに意識が向きすぎないようにしましょう。

⑤自分らしさや個性を出すために具体性を持たせる

志望動機の締めくくりは、「営業として貢献したいです」などと漠然とした内容になりがちです。しかし、それでは採用担当者の印象には残りづらいですよね。自分らしさや個性を出すために具体性を持たせることが大切です。

学生時代の経験や自分の強み、性格を活かせることを盛り込んでみましょう。たとえば、「部活動で培った忍耐力を活かして、絶対に挫けない営業として貢献したいです」と強みを入れると良いですね。

自分ができることややりたいことを、誇張しすぎないで素直に自分の言葉で書いてみましょう。個性や具体性を盛り込むことで、実際の面接でも深掘りの質問をしてもらいやすくなりますよ。

鈴木 洵市

プロフィール

志望動機の締めくくりで自分らしさや個性を出したい場合は、使用する単語に自分の強みを含む内容を使ってみましょう。

自己PRやガクチカと併せて、その強みが日々の積み重ねで得た力であるとわかるように盛り込むと、採用担当者に納得感が生まれます。

アドバイザーコメント

志望動機は一貫性が重要

上記の「志望動機の締めくくりの5つの基本ルール」の中で最も重要なのは、「③それまでの内容と矛盾がないようにする」ことです。

採用担当者は、応募書類上はもちろん、面接の受け答えの中からでも、答えた内容に矛盾があれば違和感を感じ取ります。応募書類の時点で記載内容に一貫性がなければ、リカバリーが難しくなってしまいますよ。応募書類を第三者に見てもらうなどして、自分の「軸」がブレていないか確認してもらいましょう。

具体的な数値を盛り込もう

また他者との差別化をするためには、「⑤自分らしさや個性を出すために具体性を持たせる」に注力することがおすすめです。締めくくりで今後の展望を語る際に、自分が調べた企業情報や業界情報をもとに、以下のような具体的な文言や数値を交えてみましょう。

・御社の〇〇という中期経営計画の目標達成に寄与できるように〜
・競合であるB社の売上〇万円を上回れるように〜
・業界シェア〇%を達成するために〜

希望する職種によって伝えるべきことは異なりますが、企業研究をしっかりおこなっていることを伝えることが重要です。

熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

志望動機の締めくくりで伝えるべき内容

志望動機の締めくくりで伝えるべき内容

  • 企業に貢献できること
  • 入社後に実現したいこと

採用担当者の印象に残る志望動機の締めくくりにするための基本ルールがわかったところで、次は実際に締めくくりを魅力的にするための内容を押さえていきましょう。

表現などの言い回しを工夫したとしても、伝える内容の方向性が違っていては採用担当者から良い評価は得られません。自分だったらどの内容で志望動機を締めくくるか考えてみてください。

①企業に貢献できること

現時点で自分が持っている強みやスキルを志望動機の締めくくりに盛り込むと、採用担当者は「この就活生は入社後にこういう場面で活躍できそうだな」とイメージすることができます。

そこで、過去の経験からの学びを再現性のある形で盛り込み、企業に貢献できると伝えられるような内容にしましょう。

とはいえ、ESや履歴書では文字数に限りがあるため、発揮したい能力などを詳細に書くことは難しいです。一言程度で貢献できる強みや能力を盛り込み、採用担当者の興味を惹くことで面接での深掘りにつなげましょう

たとえば、「アルバイト経験で培った傾聴力を活かして」と一言盛り込んでおくことで、「どんなアルバイト? 」「傾聴力をどう活かすの? 」と疑問を抱いてもらえます。

木村 千恵子

プロフィール

企業に貢献できることを締めくくりで盛り込むことで、採用担当者は学生が自社の一員となった状況をイメージしやすくなります。

他の社員とのチームワークについても、より現実的かつ前向きな印象を抱いてもらえるようになりますよ。

②入社後に実現したいこと

新卒採用はポテンシャル採用であり、就活生の将来性や伸びしろが重要視されています。

また企業によっては新卒の新しい風を取り入れたいとも考えています。そのため、夢や希望、野心など入社後に実現したいことを盛り込んでみましょう。

たとえば、「企業理念を実現したい」「世界シェアNo.1を目指したい」など大枠で捉えた実現したいことや、「営業として活躍して新人賞を獲得したい」など業務内容で実現したいことなどです。

鈴木 洵市

プロフィール

志望動機の締めくくりで入社後に実現したいことを盛り込むことで、採用担当者は学生が会社に入社してから、どのように働いてくれるかというイメージを持ちやすくなります。

自分の強みを具体的に会社で発揮して、貢献できるアピールにもなりますよ。

アドバイザーコメント

志望理由にとどまらずに自分自身を伝えよう

採用担当者の評価を得やすい志望動機の締めくくりとしては、「自分の強みを会社の中でどのようにして発揮できるか」という内容を盛り込みましょう。志望動機は「その会社に入社をしたい」と希望する理由であり、面接を受ける動機の部分です。会社側から見た場合、多くの就活生が同じような志望動機を述べると感じることが多いものです。

採用担当者は学生の「入社をしたい理由」よりも、会社を多角的に分析した学生がどのような人物で、どんな強みを持っており、どのような経験をして、そこから何を学んできたかに興味を持ちます。

企業は組織のために貢献できる人物を欲している

会社は組織で運営されています。そのため企業にとっては、社員が個々の強みを活かし企業実績を伸ばしてくれるかという部分が課題であり、採用担当者の腕の見せ所になります。

自分の強みを正しく分析して、会社でどのようにその力を発揮することができるか、会社の強みと自分の強みをどのように融合させることができるかについて話せる学生は、採用担当者の印象に非常に残りやすいと言えます。

志望動機の締めくくりで使える! 綺麗にまとまるテンプレート8選

志望動機の締めくくりテンプレート8選

  • 貴社の企業理念である〇〇に則り、△△に貢献します
  • 貴社の経営理念である〇〇を大切にして、△△に貢献します
  • 貴社の〇〇(職種)として、△△をおこない、□□を実現できるよう尽力します
  • 貴社は〇〇の事業展開をしているため、△△したいです
  • 貴社の〇〇という社風のもと、△△をするのが目標です
  • 貴社に入社後は〇〇という意識を持ち、△△を実現して貢献します
  • 貴社に入社後は〇〇という強みを活かして、△△を実現できるよう邁進します
  • 〇〇という貴社であれば、△△を実現できると考えたため、志望しています

伝えるべき志望動機の締めくくりの内容がわかっても、うまい言い回しが思いつかない就活生も多いものです。この綺麗にまとまるテンプレート8選を活用すれば、自分らしい内容を当てはめつつ、簡単に志望動機の締めくくりを考えることができます。

熱意を伝えたり、ポテンシャルをアピールしたり、自分を採用するメリットを締めくくりで提示できますね。締めくくりの言葉は印象に残りやすいからこそ、自分の伝えたいイメージに合った表現をしてください。

テンプレートだと他の就活生と差別化が難しいのかなと思いました。しかし、他の表現が特に思いつきません。どうしたら良いですか?

具体的な内容の部分で差別化しよう

他の就活生と差別化すべきポイントは、上のテンプレート事例の「◯◯」「△△」の部分です。

企業側は、締めくくりの文言について独自性は求めておらず、就活生の応募書類が同じような表現になることはわかっています。

だからこそ、自分軸を考慮したうえで、「◯◯」の部分に自分だからこその言葉を入れることに注力しましょう。

志望動機の締めくくりは面接でも重要! 備えておくべき2つのこと

志望動機の締めくくりは面接でも重要! 備えておくべき2つのこと

  • 自信や納得感のある話し方にする
  • 深掘り質問への対策として具体的なキャリアプランを考える

志望動機は面接でも必ずといって良いほど聞かれる質問です。志望動機の締めくくりは文章全体の印象を左右するため重要と伝えてきましたが、それは面接においても同様に内容全体の印象を左右します。

面接では、志望動機の内容そのものだけでなく、表情や話し方、声のトーン、話す姿勢なども見られます。さらに、面接はコミュニケーションの場であるため、面接官との会話も意識していかなければなりません。

面接で失敗しないためにも、今から解説する、面接で志望動機の締めくくりをうまく伝えるために備えておくべき2つのことを押さえましょう。

①自信や納得感のある話し方にする

大きな声でハキハキと、自信のある態度で話すことを意識し、語尾までしっかりと言い切ることが大切です。

締めくくりが消えるようにゴニョゴニョと話してしまったり、語尾を伸ばさないように気をつけましょう

また、面接では緊張のあまり、締めくくりが早口になってしまう就活生もいるため、ゆっくりはっきり言い切ることを意識してください。

焦って早口で話したりダラダラと話したりするのではなく、語りにメリハリをつけましょう。

「結論部分」や「理由」の後で話を区切って、最後に「締めくくり」の言葉をはっきりと伝えることが重要です。

自分の志望動機の長さが「長すぎるかな」「短すぎるかな」と不安な人は、以下の記事で最適な長さを確認してみてくださいね。
面接の志望動機の最適な長さは? 時間別の例文付きで解説

②深掘り質問への対策として具体的なキャリアプランを考える

志望動機の締めくくりは印象に残りやすいため、面接ではそこに関する深掘り質問をされやすいです。

そのため、深掘り質問への対策として具体的なキャリアプランや貢献できることを事前に整理しておきましょう

たとえば、締めくくりで「入社後は御社の企業理念のもと、人々の笑顔のために貢献したいです」と答えたとします。すると面接官は「人々の笑顔のためになにをするの」などと深掘り質問をしてくることが考えられます。

アドバイザーコメント

キャリアプランは柔軟に変更するため考えすぎないことが大切

入社時に思い描いたキャリアプランに必要以上にこだわる必要はないため、あまり堅苦しく考えすぎないことが大切です。就職活動時点に描いたキャリアプランがその先もずっと変わらないままの人は、現実にはごく少数でしょう。

キャリアプランは、一定の期間ごとに、少しずつ更新していくものです。将来の夢に向かって確実な歩みを進めていくための見取り図だと考えて、いつでも見直せる感覚でキャリアプランを作成していきましょう。

現在の自分が将来何をしたいのか考えてみよう

キャリアプランは、描いた通りに進めることが最優先ではありません。それでも採用担当者がキャリアプランを尋ねる理由としては、「学生が自分の将来をどの程度考えているのか」を確認したいためです。

自分自身と向き合い「何ができるか」「何がしたいか」「それができる環境か」とキャリアプランを具体的に考えていきましょう。3年後や5年後、それを達成するためには何をするべきかも併せて考えます。キャリアプランを作成しておけば、それが不完全なものであっても、いつでも何度でも更新することができます。まずは今の自分が思うキャリアプランを作成してみてください。

志望動機の締めくくり例文13選

志望動機の締めくくりで書くべき内容やテンプレートがわかっても、いざ実際に書こうとすると筆が進まない就活生もいるかもしれません。また、書いてみたもののこれで良いのか不安に思う人もいるのではないでしょうか。

志望動機の締めくくりを魅力的に、そして上達させるために例文を確認して、自分の締めくくりと比較をしてブラッシュアップをすることが大切です。自分ならどういう内容になるか考えながら、自分の言葉で表現できるように参考にしてくださいね。

企業に貢献できること

例文①

貴社に入社後は、営業として、学生時代のボランティア活動で培った傾聴力と提案力を活かして顧客との対話を意識して貢献したいです。

例文②

貴社の「出る杭は伸ばす」という社風であれば、私の強みである推進力が最大限発揮できると感じたため志望しています。

例文③

貴社は中期経営計画で特にヨーロッパ圏での事業展開を目指すと記されていました。そのため、大学時代のイタリアでの留学経験を活かして貴社の新たなグローバル展開に貢献したいです。

例文④

貴社は製品やブランドの開発力があり、原料の種子から消費者に届くまでの一貫したマネジメントをおこなっているため、私も入社後は生産者・開発者として自覚を持ち貢献したいです。

例文⑤

貴社であれば、〇〇ミュージアムの事例のようにブランドメッセージを一貫して伝え、空間だけではなく商品のパッケージや売り方も含んだ総合的な提案ができると考えました。入社後は、世界における貴社の存在感を高める貢献がしたいです。

例文⑥

世界シェアNo.1、オンリー1の製品を数多く展開し「新しいことにチャレンジをする」という社風のもとで、強みである想像力を最大限発揮できると考えています。

例文⑦

分業制ではなく1人の担当者が一貫してかかわる御社で、持ち前のコミュニケーション能力を活かして、顧客の笑顔のために生活を身近でサポートしていきたいです。

アドバイザーコメント

志望動機の締めくくりは具体性が重要

上記7つの例文の中で特に③と⑤が魅力的に感じました。

③貴社は中期経営計画で特にヨーロッパ圏での事業展開を目指すと記されていました。そのため、大学時代のイタリアでの留学経験を活かして貴社の新たなグローバル展開に貢献したいです。

この例文は、企業の中期経営計画に着目したうえで、自分が貢献できる経験やスキルを簡潔に伝えられている点が良いですね。中期経営計画は、企業がほぼ確実に達成しなければいけない具体的な目標のため、それを事前に認識していることが伝われば評価につながります。

⑤貴社であれば、〇〇ミュージアムの事例のようにブランドメッセージを一貫して伝え、空間だけではなく商品のパッケージや売り方も含んだ総合的な提案ができると考えました。入社後は、世界における貴社の存在感を高める貢献がしたいです。

この例文は、最後に「存在感」という一部漠然とした表現がありますが、企業の具体的な活動事例を踏まえて、就活生なりに事業の将来性を考えた提案に近い発言ができている点が良いですね。

企業に貢献できることを伝える際には、以下のように将来的な具体的貢献目標を入れて締めくくるのもおすすめです。

・御社で営業として3年後までに〇%のシェア達成ができるように貢献したいです。
・御社で販売職として、顧客満足度が〇ポイント向上できるように貢献したいです。
・御社で開発職として、B社の〇〇を超えるような商品開発ができるように貢献したいです。

数値を入れて語るのは難しいとしても、「何年先にどういった目標を達成するために貢献したいか」を添えるだけで具体的な表現になるため、説得力が増してきますよ。

入社後に実現したいこと

例文①

貴社に入社後はまず、大学時代の学びを活かしつつ技術職として徹底的に専門知識を見つけたいです。そして、ゆくゆくは技術営業として、顧客の言語化できない悩みや困りごとを解決できるようになるのが目標です。

例文②

貴社に入社後は、中小企業向けの営業として地域経済の発展に寄与し、3〜5年後には地域とテクノロジーをつなげる営業として日本のものづくりを支えていきたいです。

例文③

貴社は開発から運用まで一貫してエンジニアが担当している環境であるため、入社後は私もいち早く一人立ちをして自分の担当をもちグロースさせたいと考えています。

例文④

貴社の企業理念である「世界中を幸せに」を大切にして、日本に留まらず世界各国の生活のそばにあるのが当たり前な製品を開発できるように尽力します。

例文⑤

高付加価値・高利益率というビジネスモデルを展開し、新規事業創出も盛んである貴社で、テクノロジーと介護の新たなビジネスを創出していきたいです。

例文⑥

私は幼いころから貴社の商品によって笑顔になってきました。インターンシップでは、商品を生み出す難しさとお客様への熱い思いを感じたため、貴社でお客様の笑顔を増やすための商品開発をしたいです。

アドバイザーコメント

成長イメージと企業理解が志望動機の締めくくりのカギ

上記6つの例文の中で特に良いと思ったのは②と⑤の2つです。

②貴社に入社後は、中小企業向けの営業として地域経済の発展に寄与し、3〜5年後には地域とテクノロジーをつなげる営業として日本のものづくりを支えていきたいです。

この例文は自分が会社の中でどのような仕事をしたいのかを具体的に数字を挙げていますね。また、自己成長が会社の中でイメージできているため、社員としての成長時間軸も織り交ぜている内容になっています。

⑤高付加価値・高利益率というビジネスモデルを展開し、新規事業創出も盛んである貴社で、テクノロジーと介護の新たなビジネスを創出していきたいです。

こちらは、非常に具体性が高くビジネスモデルを理解していることが採用担当者に伝わりやすい例文であると言えます。

入社後に実現したいことを締めくくる他の言い方としては、自分の人生の中でその会社の事業に触れて、良いと感じた経験を述べ、その経験をたくさんの人に広めたいというような内容もおすすめです。

志望動機の締めくくりでやりがちなNG例文

志望動機の締めくくりでやりがちなNG例文

  • 漠然としていて具体性がない
  • 誇張表現をしている
  • 謙遜しすぎている
  • それまでの内容から飛躍している

続いて、就活生がやりがちな志望動機の締めくくりNG例文を解説します。ESや履歴書の志望動機の締めくくりではわかりやすさが大切となってきます。

採用担当者がパッと見て理解できないような締めくくりや、違和感を抱くような締めくくりでは、志望動機全体の評価が下がってしまう可能性もあります。自分の作成した志望動機の締めくくりがNG例文に当てはまっていないか確認してみましょう。

①漠然としていて具体性がない

NG例文①漠然としていて具体性がない

御社に入社後は、精一杯努力を重ねて貢献したいです。

他の多くの就活生の志望理由に埋もれてしまい、差別化できない締めくくりです。具体性がないため、入社後の活躍イメージも志望度の高さも伝わってきません。

採用担当者がこのような志望動機の締めくくりを見ると、「他の企業の志望動機を使いまわしているのかな」「熱意がない就活生だな」と感じてしまう可能性がありま

文字数の関係で、具体的にすることが難しいのであれば、あえて曖昧に一言程度で自分の強みや目標などを盛り込み、興味を持たせるポイントを作ってみましょう。たとえば、「御社に入社後は、強みである傾聴力を活かし、営業部で精一杯努力を重ねて貢献したいです」などです。

木村 千恵子

プロフィール

「精一杯努力」は漠然としているため、企業との直接的な接点を示すエピソードを想起させるような具体的な表現を使いましょう。

具体的な内容で個性的な志望動機を表現し、更に強い印象に残すためひと押しとなる締めくくり文にすることが大切です。

②誇張表現をしている

NG例文②誇張表現をしている

貴社に入社後は、どんな難しい案件でも持ち前のコミュニケーション能力を発揮し、解決へと導き、すべての人と協力をして貢献したいです。

強すぎる表現としては、「どんな~でも」「誰とでも」「すべての人と」「即座に」など極端な言い回しが挙げられます

無謀すぎる言い方や目標を掲げてしまうと、口だけで具体的な過程が考えられない就活生だと採用担当者に捉えられてしまう可能性があります。

強い表現を使うのであれば、その過程を加えることで説得力が生まれます。たとえば、「どんな難しい案件でも、1日に〇件架電をしたり、訪問する場合はスケジュール管理を徹底して」など行動を加えましょう。

誇張表現はしないほうが良いのはわかりました。しかし、言い切りや自信を持った表現も必要だと思うのですが、ちょうど良いバランスで表現するにはどうしたら良いですか?

鈴木 洵市

プロフィール

過去の経験を発展させるというロジックで答える意識を持とう

言い切りや自信を持った表現でバランスを見ながら表現するのは難しく感じますよね。

そんな人は、自分の過去の経験を話の中に織り交ぜて、その経験からこの会社でも入社したら実行できるという論理を展開することを意識しましょう。

過去の経験は、実際にあなたが通過してきたものです。そのため、そこから「入社後も過去の経験を発展させ、同様のことが実現できる」とすると、無理のない表現になります。

③謙遜しすぎている

NG例文③謙遜しすぎている

未経験でおこがましいかもしれないのですが、貴社の企画部として先輩方からのご指導をいただきながら貢献できるように成長をしたいです。

志望動機の前半部分やエピソードで前向きな表現がされていたとしても、締めくくりで勢いが滞ってしまうと、「自信がない就活生」というイメージにつながりかねません

志望動機は熱意をアピールをする場なので、過度に謙遜や受け身な姿勢は避けたほうが無難です。

もし、気遣いや配慮がしたいのであれば「未経験ですが、いち早く業務を覚え」など成長するイメージと合わせて表現しましょう。

謙遜する人に対して「礼儀正しい」とは思っても、「仕事を任せられそう」とは企業は考えません。企業側としては、入社しても自立して行動できることを伝えて欲しいのが本音です。

自信がなくても、謙遜しすぎずに貢献できることを伝え切りましょう。

④それまでの内容から飛躍している

NG例文④それまでの内容から飛躍している

(志望理由が、地域経済の発展に寄与をしたい)
御社に入社後は、売上拡大のために世界を相手にして、強みである思考力を活かして戦略を練り貢献していきたいです。

採用担当者は志望動機の締めくくりの印象に左右されやすいですが、志望動機は締めくくりだけを見ているわけではありません。「結論」「エピソード」「締めくくり」のすべてのつながりがあっての、志望動機です。

前半の志望理由と締めくくりが矛盾していたり、飛躍していたりすると採用担当者は「この就活生が志望する理由がよくわからない」と言いたいことが伝わりません。また、「志望動機の対策を怠ったから矛盾しているのかな」などとあなたの志望動機に懸念を抱いてしまいます。

志望動機が一貫した内容であるか、書き終えた志望動機を自分でチェックしたあと、友人や家族など第三者に確認してもらうことがおすすめです

鈴木 洵市

プロフィール

志望動機の内容と締めくくりが飛躍したり、矛盾することについては、志望動機が一つに整理できていないときに起こりやすいです。

志望動機を書き進めるなかで、自分の考えている内容に不安を覚え、「少しでも良い印象付けをしたい」とあれもこれもと盛り込んでしまうと内容に収拾がつかなくなってしまうケースがあります。

志望動機の締めくくりで想いをもう一押しをして選考突破しよう!

ここまで解説した通り、志望動機の締めくくりは文章全体の印象を左右する非常に重要なポイントです。志望動機の締めくくりで、あなたの入社後の活躍イメージや熱意や志望度の高さを再度念押しし、採用担当者に印象付けましょう。

今回解説した志望動機の締めくくりが重要な理由を踏まえて、締めくくりに盛り込むべき内容や綺麗にまとまるテンプレート8選を自分なりに使えるようにしてくださいね。

志望動機の締めくくりは気を抜いてしまう就活生が多いからこそ、差別化ポイントともなり得ます。締めくくりを工夫することで、想いをもうひと押しをして選考を突破しましょう。

アドバイザーコメント

締めくくりは表面的なことを言う学生が多いからこそ差別化できる

志望動機は、どんな企業も最重要視しているといっても過言ではないほど重要な質問といえます。そのため、最も力を入れて対策をして記載すべき項目です。そして、その志望動機の内容をどう締めくくるかについては、志望動機の内容全体に大きく影響するため更に気を配る必要があります。

つい表面的な美辞麗句を並べて締めくくりたくなってしまう学生が多いからこそ、締めくくりで差別化をしていきましょう。

志望動機の締めくくりで「面接に呼びたい学生」になる

漠然とした表現を締めくくりで並べてしまうと、志望動機の内容に込めた企業への熱い思いが薄まってしまう恐れがあります。締めくくり部分は、志望動機の内容を後押しするような強い思いを印象付けるような具体性が重要です。

たとえば、志望動機の内容にその企業の製品やサービスとの出会いが志望のきっかけになったことを書いた場合は、そのエピソードが起こったときに経験した感情や思考の変化について触れ、前向きなキーワードを締めくくりに使うなどが考えられますね。

志望動機の内容と微妙にずれた内容を締めくくりとしないように整合性には注意して、面接に呼びたいと思ってもらえる志望動機の締めくくりを目指しましょう。

熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

たった3分で完成!志望動機作成ツール(無料)

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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