Q
大学3年生
女性
模擬エントリーシートを書く意味はありますか?
就職活動で本命の企業に提出するエントリーシート(ES)の質を高めたいと思っています。
そこで模擬ESを書いたほうが良いというアドバイスを先輩からもらったのですが、何回も書くことに効果があるのかわからず時間ばかり取られるのではないかと迷っています。
ESの設問は企業によって違うのに、模擬ESで定型的なものを書くことに意味があるのでしょうか?
また模擬ESを添削してもらう際、本質的な改善につながるフィードバックを受けるには、どこで添削してもらうのが良いでしょうか?
模擬ESの効果的な活用法や、ESの質を高めるためのアドバイスを教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
模擬ESは自己理解を深めるためにも書くべき!
模擬ESを書く意味はあります。
ESは企業ごとで書くことは似ており「なぜその会社を受けたかったのか」「自分はどういうことに取り組んできたのか」という本質は同じであるため、本質的な改善につながるか、自分の考えが体系的になっているかをチェックできるのは良いことです。
また企業理解をしたうえで「自分のやりたいこと」「資質」「過去の経験」と企業がどこでマッチしているかを考える、自己理解の深化の機会になります。
大学のキャリアセンターなど、無料で何回でも対応してくれるところで添削してもらうのが良いでしょう。
フィードバックを踏まえて改善し、納得のいくESに育てていくのが効果的です。
過去の事例を参考に自己の経験と照らし合わせてみよう
自分で質を高めるには、志望する業界や業種で「過去の人がどのような経験からどう活かしているのか」という過去の事例を沢山みると良いです。
事例をみながら「自分の経験にどういう表現がしっくりくるか」をつかむなど、自己の経験と照らし合わせることが大事です。
作ることで本命企業のESの質の向上に役立つ
模擬ESを書くことは、本命企業のESの質と効率を高めるため大いに意味があります。
これは応募する企業が異なっていたとしても、ESの核となるあなたの経験や価値観、そしてそこから導かれる能力やポテンシャルは変わらないからです。
そのため一つの完成度の高い文章を作成できれば、それを応用してさまざまな企業に応募できます。
私の過去の支援でも、添削は志望業種のビジネスパーソン専門のキャリアセンターに依頼するのが効果的だと案内してきました。
キャリアセンターのアドバイザーは採用側の視点も持っているので、客観的で本質的な改善につながるフィードバックを期待できます。
時間と労力を節約できるフレームワークを活用しよう!
キャリアセンターは採用側の視点を持っているため、あなたの経験を企業が求める形に落とし込むための具体的なアドバイスが得られます。
このフレームワークさえ確立できれば、本命企業向けに内容を微調整するだけで済むため、結果的に多くの時間を節約でき質の高いESを効率的に作成できます。
練習として書いたESをベースにブラッシュアップし、完成度の高いベース文章を一つ作っておくと後の就職活動が非常にスムーズに進みます。
まずは質の高いESを一つ完成させるという目標を持って取り組みましょう。
「ESの自己PRの書き方がわからない」と悩みを抱えている人は以下の記事を参考にしてください。ESで採用担当者に刺さる自己PRの書き方を解説しています。
効果的なES対策をしたいなら
「内定者ES100選」を使いましょう!
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業界や職種ごとのES例を参考に、効率よく志望企業のESを完成させましょう!






