編入している場合は、ごく普通に最初に短期大学に入学・卒業、そしてその次に「〇〇大学へ編入学」と書けば大丈夫です。

編入したことに関して、企業がネガティブな印象を持つことは一度もありません。

むしろ「学習意欲が強い」「成長したい」といったポジティブなイメージにつながる可能性があります。

専攻が違う場合は明確な理由を語る準備をしよう！

ただし専攻分野が大きく異なる場合は、編入した明確な理由について聞かれる可能性はあるためその理由をしっかり準備しておく必要があります。

編入歴は特別扱いではなく、学歴を時系列で整理するだけが基本です。

以前履歴書添削をした学生も同じように心配していましたが、正しい書き方に並べてみると「意外とすっきりしている」と安心していました。編入は珍しいことではありませんし、企業もネガティブに受け取ることはありません。

履歴書では、以下のように短大も大学もすべて記載するのが正式です。

まず「半角数字１年半角数字月　〇〇短期大学 入学」次に「半角数字１年半角数字月　〇〇短期大学 卒業」

続いて「半角数字１年半角数字月　〇〇大学〇〇学部 編入学」、そして「半角数字１年半角数字月　〇〇大学 卒業見込み」と書きます。

「編入学」の表記は入れたほうが正確で、むしろ丁寧な印象になります。

編入を選択した理由と成長を前向きにアピールしよう

採用担当者が気にするのは、学歴の複雑さではなく編入先を選んだ理由や、そこでどう学びどう成長したかというところです。

面接で編入について聞かれた場合はなぜ転換しようと思ったのか、編入後に力を入れた学びや挑戦、大学選びが今の志望業界とどうつながっているかを簡潔に伝えると一貫性が生まれます。

編入経験は環境を選び直し、自分で道をつくってきた証拠でもあります。

履歴書では事実を正しく書き、面接ではその選択の背景を前向きに伝えることであなたの強みとして活かせますよ。