Q
その他
女性
円満退社ではないとき、挨拶はどうすれば良いですか?
人間関係の悪化や職場への不満が原因で退職するため、どう考えても円満退社とは言えない状況です。
最終日に、部署の人たちや全社員にどんな挨拶をすればいいのか悩んでいます。
感謝の気持ちがまったくないわけではありませんが、心にもないことを言って「取り繕っている」と思われるのも嫌です。
とはいえ、ネガティブな気持ちをそのまま口にするのは社会人として良くないとも思っています。
このような場合、最終日の挨拶では何をどこまで伝えるのが適切でしょうか?
特に、不仲だった上司や同僚に対してどのように振る舞えばトラブルにならないか、具体的な言葉遣いや立ち振る舞いのアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「立つ鳥跡を濁さず」でやり過ごすのがおすすめ
職場の方との関係性が良好ではないとき、どのように立ち居振る舞えば良いか迷いますよね。
あくまで私の経験則と個人的な意見ですが、「立つ鳥跡を濁さず」のスタンスでやり過ごすのをおすすめします。
最終日は泣いても笑っても最後の機会です。最後だからと割り切って無難にやり過ごすのがトラブルを引き起こさずに済む方法だと考えます。お相手も業務があるため、最低限の挨拶と感謝を伝えられたら必要以上に話さなくても大丈夫です。
取り繕っていると思われても、最後は丁寧に挨拶しよう
ただ、世間は意外と狭いので、たとえば「転職先の上司が不仲だった上司と知り合いだった」なんてことも起こりうるのが怖いところです。
取り繕っていると思われるのが嫌なお気持ちも十分理解できますが、退職後のキャリアも大事にしたいのであれば、「終わりよければすべて良し」ということで丁重に挨拶をしても良いかもしれませんね。
それでも少し気まずさがある場合は、一対一ではなくて集団に対して挨拶をする手もあります。現職の雰囲気に合わせて最後の挨拶を選んでみてください。
感情ではなく事実と未来に焦点を当てよう
複雑な関係性のなかで退職日を迎えると、どのような言葉を選べばよいのか迷うことでしょう。
ですが、退職理由が人間関係のしんどさであっても、その職場で「学ばせてもらったことや助けてもらった場面が一つもなかった」という人はほとんどいません。
だからこそ、最終日の挨拶ではポジティブな側面だけに焦点を当てるほうが、ご自身の心を守りながら締めくくることができます。
退職理由に触れず学びと感謝だけを短く伝えるのがコツ
挨拶のポイントは3つです。
まず1つ目は、退職理由を語らないことです。なぜなら、理由を述べることで感情が入りやすく、説明が長くなるほど誤解も生まれやすいためです。
2つ目は、事実としてあった学びやサポートにだけ短く触れることです。これは取り繕いではなく、あなたの歩みの中で確かに得たものを選んで言葉にする行為です。
そして3つ目に、未来へ視線を向けた終わり方にすることです。これだけで挨拶全体が穏やかな印象になります。
例としては「在籍中に経験した仕事を通じ、勉強になることが多くありました。これからの職場でも、この経験を糧に前向きに取り組んでいきます。お世話になりました」のように、感情ではなく事実と感謝だけを置くと自然です。
明るい言葉で締めくくり、次への一歩を軽くしよう
不仲だった相手にも、必要以上に距離を縮める必要はありません。丁寧な姿勢で挨拶を済ませ、長い会話に持ち込まれないよう簡潔に切り上げることでトラブルを回避できます。
最後の花道をどう歩くかは自分で選べます。せっかくなら、暗い言葉よりも、自分の未来を明るく照らす言葉で終えるほうが気持ちが整うでしょう。ポジティブな言葉で締めくくれたとき、次の職場へ向かう一歩も自然と軽くなります。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。





