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その他
女性

理不尽な先輩に疲れてしまいました。

職場に理不尽な先輩がいて、対応に疲れ切ってしまっています。

その先輩は気分によって指示を変えたり、自分のミスを私のせいにしたりすることが頻繁にあります。周囲も見て見ぬふりのような雰囲気で、相談できる人もおらず、毎日先輩の機嫌をうかがいながら仕事をしている状況です。正直、このままでは仕事を続けられるか不安です。

社会人として我慢すべきなのかとも思いますが、理不尽な対応に耐え続けるのは限界を感じています。

我慢以外にできる具体的な行動や、精神的に自分を守るための考え方についてアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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国家資格キャリアコンサルタント

畠山 千春

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相手は変えられない! 無駄なエネルギーを使わないことが大事

先輩の顔を伺いながら、質問者さん一人で抱え込んでいる状況はとてもつらいですよね。

理不尽な先輩に合わせて対応されてきたこと、誰にでもできることではありません。まずは今までのご自分を労わってあげてくださいね。

そのうえでですが、気分を自分でコントロールできないのは先輩の問題です。

残念ながら人はなかなか変わらない生き物です。定数に近い事柄をどうにかしようとするより、自分で変えていける変数を見つけて行動に移されるほうが状況が好転するはずです。

「事実ベースで話す」「逃げ道を作る」で対処しよう

質問者さんが今からできることを2つ紹介します。

1つ目は、事実ベースで話すことです。指示された内容を議事録やメールなど、残る形に蓄積しておきましょう。

理不尽な人はそのときの気持ちや自分の都合に合わせて「言った・言わない」を変えてきます。常に事実を提示して確認を取ることが大事です。

2つ目は、逃げ道を作ることです。

これまでもたくさん我慢したがゆえに限界を感じてしまっているのでしょう。異動や転職も視野に入れておくと心の余裕を持てるようになります。

あなたが輝ける場所は現職だけとは限りません。人間関係も含めてベストなところを探し、現状を打開する方法を模索してみてください。

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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自分を褒めたうえで状況を見直してみよう

気分屋の先輩と日々向き合うのは、相当な消耗だと思います。指示が気分で変わる、自分の非を押しつけられる、周囲が静観している。これらが重なると、誰でも心がすり減ります。

まずは、そのつらさを抱えながら働いている、「あなたの踏ん張り」を自分で褒めてあげてください。

まずは周囲の反応の理由を考えてみよう

ただ、ここで立ち止まって考えたいのは、なぜ周囲が見て見ぬふりをしているのかという点です。これには、3つの可能性が考えられます。

1つ目は、触らぬ神に祟りなしと距離を置いている場合。2つ目は、あなた自身の状況を周囲が十分に理解できていないという可能性。また、少し厳しく聞こえるかもしれませんが、3つ目はあなたに非があると誤解されているというもの。

それにより、周りがかばいづらくなっているというケースです。この3つは、どれも可能性がありえるからこそ、状況を丁寧に見直すことが大切です。

自分を守るための対策として、言語化の機会や会話を増やそう

理不尽な相手に我慢し続ける必要はありません。

しかし、自分のコミュニケーションや立ち回りに問題がないかを、冷静に振り返る視点も必要です。なぜなら、そこに気づかないまま職場を変えると、別の場所でも似たような人間関係の悩みが再発することがあるためです。

あなたを責める意図ではなく、自分を守るための再発防止としての視点が大切です。

そのうえで、今すぐできる行動のポイントには次のようなものがあります。

・指示の内容をメモに残し、必ず言語化しておく

・確認が必要な場面では「念のためですが、今回はAでよろしいでしょうか」と落ち着いて聞く

・周囲との会話を少しずつ増やし、気軽に相談できる関係を作る

どれも先輩を責めるためのものではなく、あなた自身を守るための行動です。事実の記録が溜まってくると、不当な責任転嫁を防ぎやすくなります。

気分屋の相手に振り回されるのは苦しいものですが、対応の仕方次第で心の負担は軽くなります。まずは、自分の立場と行動を冷静に整えつつ、必要であれば上司や人事に正式に相談することも視野に入れてください。

あなたの働く環境が、少しでも健やかなものになりますよう願っています。

人間関係が原因で仕事に行きたくないと思っている人もいると思います。以下の記事では人間関係が嫌で仕事に行きたくないという状況から抜け出す方法を解説しています。

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