Q

大学3年生
男性

就活に必要なお金がなくて焦っているのですが、どうすべきですか?

現在、地方の大学に在籍している就活生です。

就職活動が本格化し、移動費や宿泊費、スーツや証明写真など、想像以上にお金がかかることに焦りを感じています。特に、志望度の高い企業が東京や大阪に集中しており、選考のたびに新幹線代やホテル代がかさむのが大きな負担です。

アルバイトもしていますが、就活の準備や選考で削らざるをえない日もあり、貯金が減っていくことに不安と焦りを感じています。周囲の友人は実家暮らしだったり、親からの支援があったりして、費用を気にせず就活している様子を見ると、自分だけ不利になっているようでつらいです。

お金がないことを理由に、志望企業への選考参加を諦めるべきでしょうか?

キャリアコンサルタントの観点から、金銭的な不安を抱えながら就活を乗り切るための具体的なアドバイスや、費用を抑える工夫、あるいは利用できる公的なサポートなどについて、ご意見をいただけますでしょうか。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

すぐにアンサーを見る

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

プロフィールを見る

お金がないと諦めずやりくりを工夫しよう!

お金がないことで企業を諦める必要はありません。まずは「今自分の手のなかにあるもので何とかする」という姿勢を持ちましょう。行きたい企業があるならば、「今の環境でどうやりくりできるか」を考えるべきです。

具体的なやりくりとして、企業にオンラインでの対応を相談することや、夜行バスの利用で交通費を抑えるといった工夫が考えられます。

また、複数の選考を同日に集中させるなど、効率的な移動計画を立てることも有効です。

企業に丁寧に相談するのも一つの方法!

企業へオンライン対応を相談する場合、選考への影響を懸念するかもしれませんね。これは、伝え方次第でネガティブな印象にはつながらないと考えられます。

金銭的な事情を直接的に伝えるというよりは、「学業の関係」など、企業側が納得できる理由を述べましょう。

また、やむを得ない事情を含めたうえで、依頼というよりは相談の形式で伝えるのがおすすめです。検討の余地があるかどうか丁寧に打診すれば問題ありません。

「なんとかして選考を受けたい」という意欲は、企業にとっても前向きな要素ととらえられる可能性があります。自分にできる手段を尽くし、悔いのないよう挑戦してください。

自分が持っている手段を駆使して何とかする、というスキルは社会人になってからもきっと役立ちますよ。

ファイナンシャルプランナー/行政書士

桜井 鉄郎

プロフィールを見る

諦めるのはもったいない! 企業や人の助けを借りよう

確かにお金はかかりますよね。私の娘の経験からも、宿泊費や交通費を節約するために、深夜バスの利用や、都市部の親戚や知人宅に宿泊させてもらう方法を提案します。

また、二次面接以降で複数社の面接を受ける必要がある場合は、面接日を寄せるように担当者に頼んでみるのも一つの選択肢です。もちろんお願いベースですが、依頼が通る場合、「自分への評価が高いかも」と認識するきっかけになるかもしれません。

企業や自治体から援助が出ることもある

最終面接まで進むと、交通費を出してくれる企業もあります。諦めるのはもったいないです。特に、選考回数が進んできた場合は、頼れる人に金銭的援助を頼むなども検討してみてください。最後まで踏みとどまって頑張ってほしいです。

ちなみに、質問者さんの場合は当てはまりませんが、都市部から地方(地元)への面接に行くケースでは、地方自治体からの交通費補助がある場合もあります。面接に向かう地域によってはぜひ活用してみましょう。

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”“改善点”が明確になります。

もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
・まだ面接を受けたことがない人
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア