Q

大学3年生
男性

GPA3以上を取得する人の割合はどれくらいですか?

就職活動に向けて自分のGPAが客観的に見てどのくらいのレベルなのか気になっています。私の大学ではGPAの全体平均が2.5くらいです。

企業への提出資料などで「GPA 3.0以上」が優秀な一つの目安とされることが多いと聞いたのですが、大学生全体でGPA3.0以上を取得している学生の割合はどのくらいなのでしょうか?

私の周りの友人たちもそこまで意識して勉強しているようには見えず、正直どのくらいの努力で到達できる水準なのかがよくわかりません。

GPA3以上なら就活で有利になるのかや、この水準を維持している学生の相対的な位置づけについて教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

柴田 登子

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GPAのつけ方は大学によるのであまり気にしすぎないようにしよう

大学によって絶対評価なのか相対評価なのかが違うので、割合については何ともいえません。

GPAが高いからといって就活が有利になる会社もあれば、学歴フィルターだけで判断するところもあります。

総合商社や金融機関など業界として歴史のあるところは有利になるといえますが、まったく気にしない会社もあります。

人気企業を目指すなら3.0以上あると有利

ただ超大手企業や人気企業を目指すのであれば、やはり3.0以上あったほうが良いでしょう。

具体的な割合のデータはなかなか難しいですね。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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GPAは就活に大きく影響するわけではない

まずお伝えしたいのは、大学の9割以上がGPAを公表していないという事実です。

これは文部科学省の調査で明らかになっていますが、民間の調査会社やWebサイトで割合が示されている場合も学生への聞き取りや独自の調査によるものであり、大学が公式に公表しているわけではないのです。

そのためGPAはあくまで参考程度として聞くべき数字です。

学校の成績≠仕事の力であり評価への影響は低い

ないよりはあった方が良いのは当然ですが、採用の可否に大きく影響するほどの要素ではないのが実情です。

企業は応募者を総合的に評価する指標の一つとしてGPAをとらえており、学業成績が仕事で成果を上げる能力の指標としてさほど信用されてはいないということです。

ただし基礎学力を重視する外資系企業は、もう少しGPAを重視する傾向があります。日本の企業に関しては、GPAは一つの指標としてしか見られていないと認識しておきましょう。

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