Q
大学3年生
男性
面接の所要時間は一般的にどれくらいですか?
今度、志望企業の採用面接を控えているのですが、面接の所要時間がどれくらいになるのか気になっています。一般的に面接にかかる時間はどの程度なのでしょうか?
また、選考の段階によって、所要時間は変わってくるものなのかも気になります。もし変わるなら、それぞれの段階で目安となる時間も教えていただきたいです。
面接時間が予定より大幅に長くなる、あるいは短くなる場合、それは選考において何か意味があるのでしょうか?
一般的な面接の所要時間の目安と、時間が前後した場合の考え方についてアドバイスをお願いしたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接の所要時間は企業や選考段階によって異なる
面接の所要時間は一般的には60分で設定する企業が多いです。
ただ、企業によって設定する時間は異なるので、30分や45分だからといって、きちんと選考をしてくれないということではないということを理解しておきましょう。
実際、選考段階によって、面談時間は異なる場合もあります。
たとえば、一次選考を人事部がおこない、応募者の人となりや志望動機など、自社の社風に合うかどうかも含め話を聞く場合、面接は60分。
二次選考についても、配属部署の上長がおこない、応募者の人となりや部署のメンバーと合うかどうか、任せたい業務を遂行してくれそうかなどの視点から話を聞く場合は60分程度。
最終選考では、それまでの通過理由も加味して役員もしくは社長が担当し、人となりの確認及び顔合わせをするため30分。
というように、面接時間が変わる場合もあるのです。
時間の長さよりも大事なのは「面接内容の濃さ」
また、面接時間が大幅に長くなる・短くなるときもあるでしょう。
長くなる場合は、話が盛り上がってしまった、詳しく聞きたいことが多かったなどがあります。
短い場合は、応募者が要点をしっかりとまとめて端的に話してくれたので、聞きたかったことがしっかりと時間内に聞けたなどの理由が考えられます。
面談の時間が所要時間よりも長い・短いということよりも、内容の濃さのほうが大切だと覚えておきましょう。
30分から1時間半まで多様! 企業ごとの意図を理解しておこう
面接時間の目安はだいたい1時間と考えておくと良いです。
企業にもよるものの、大手企業の場合候補者が多いため、一次面接は30分程度でネガティブチェックの意味合いで基本的な自己紹介・志望動機・PR程度しか聞かれないこともあります。
とはいえ、一次面接から1時間の時間を取り、じっくり話を聞く企業も、割合として多いです。
また、最終面接は、それまでの選考を通過した応募者に対する意思確認の位置づけとして、経営陣との面談を30分程度で実施する企業もあります。
一方で、私が採用担当を務めていた企業では、社長面接は1時間から1時間半と、比較的長時間になるケースが一般的でした。
社長が自社や事業に対する想いを熱心に語ることが多く、加えて候補者からの質問が入るとさらに話が広がり、予定時間を超過することもしばしばありました。
そのため、途中で私が時間調整のために声をかける場面も何度も経験しています。
このように、最終面接の所要時間は企業ごとの方針や面接官のスタイルによって大きく異なりますが、目安としては1時間程度を想定しておくと無理のないスケジュールと言えるでしょう。
時間の長短で合否を判断しないことが大切
仮に面接時間が短かったとしても、必ずしも見込みがないというわけではありません。企業側が必要な確認事項をすでに把握していて、聞きたい内容を十分に聞けたため短時間で終了したというケースもあります。
一方で、面接時間が長かったからといって、必ずしも企業側が強い関心を示しているとは限りません。
私が在籍していた企業のように、面接官自身が話好きであるために時間が延びているという場合も十分に考えられます。
このように、面接時間の長短だけで合否を判断することはできません。時間に振り回されて一喜一憂しないことが大切です。
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