Q
大学3年生
女性
面接と作文で一貫性を持たせる書き方はありますか?
就職活動中の大学3年生です。選考で面接と作文の両方が課される企業があり、それぞれの対策に悩んでいます。
面接では熱意をもって話せるのですが、作文になると自分の考えをうまくまとめられず、面接で話した内容と作文で書いた内容にブレが生じていないかが不安です。
「面接で話したエピソードを作文にも書くべきなのか? 」「作文ではより丁寧な言葉遣いを意識すべきなのか? 」など、書き方について悩んでいます。企業側は、面接と作文を通して私の何をチェックしているのでしょうか?
面接と作文で一貫性を持たせつつ、それぞれの形式で最大限に自分をアピールするための具体的な書き方のコツや注意点についてアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自分の得意なほうから取り組もう!
作文は、提示されたテーマについて、与えられた文字数内で自分の考えや想いを言語化して書くものです。必ずしも面接で話すことと作文の内容に一貫性がある必要はありません。
また、作文も面接も、相手に自分の考えや想い・熱意を言語化して伝える点では同様です。違いは、作文は「文字で伝える」、面接は「音声で伝える」ことにあります。
面接では熱意を持って話せるということは、文字で伝えるより音声で伝えるほうが得意な可能性が高いです。
情報の取捨選択を繰り返せば、自分の核が伝わるようになる
まずは、作文に書きたいことを携帯などに録音して音声で伝えてみましょう。
そのうえで、伝えたい内容を取捨選択してください。作文は文字数制限があるからです。要点をまとめて相手に伝えたいことを伝えていく作業になります。ちなみにこれは、面談で簡潔に話す際にも応用可能です。
取捨選択を繰り返すと、色んな情報を伝えすぎて、聞き手からすると何を伝えたかったか良くわからなかったということがなくなります。自分が伝えたいことをシンプルに相手に届けることができるようになるはずです。
この練習を通して、最大限に自分をアピールし、面接と作文で一貫性を持たせることができるようになりますよ。
面接と作文は役割の違いを意識して使い分けよう
面接と作文で、企業はあなたの人柄、思考力、コミュニケーション力を見ています。
面接で見られるポイントは熱意やその人らしさ、どういったコミュニケーションを取るかなどの人柄の部分です。面接で熱意をもって話せるとのことであれば、まずは自信を持ってください。
伝えきれない思考力は作文で補完する
作文では、面接では伝えきれない思考力や表現力をアピールしましょう。
面接以上に意識したほうが良い点はビジネスにおける適切な言い回しです。「御社」ではなく「貴社」を使う、ら抜き言葉に気を付けるなど、最低限のマナーを復習しておくことをおすすめします。
また、誤字が多いと社会人基礎力が低いと受け取られてしまうため、日頃から手書きの練習をして、スマホに頼らずに漢字を使うようにしましょう。
面接は簡潔に! 作文では起承転結を意識
作文のテーマによっては、面接で話したエピソードと同じことを書くのも良いです。ただし、表現の仕方に変化を出してみましょう。
面接では結論から話して、根拠として簡潔にエピソードの概要だけ伝えているかもしれません。作文では、もう少し内容を膨らませるイメージでエピソードを起承転結でまとめてより具体的に伝えると、思考力や表現力の幅をアピールできます。
冗長な文章にならないように注意しながら、面接で触れきれなかった部分を伝える気持ちでまとめましょう。
以下の記事では就活選考における作文の書き方を解説しています。選考に作文があり、これから対策を始める人はぜひ参考にしてください。
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