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その他
男性

上司に怒られると頭が真っ白になります……対処法を教えてください。

入社して間もないのですが、仕事でミスをしたり確認漏れがあったりしたときに上司から厳しく注意されると、すぐに頭が真っ白になってしまい、適切に返答できません。

上司の話を聞きながら「また怒らせてしまった」「評価が下がる」とパニックになり、反省点や改善策を考える余裕がなくなります。その結果、その場しのぎの謝罪しかできず、さらに上司をイライラさせてしまう悪循環に陥っています。

プロのキャリアコンサルタントの方に、上司に怒られたときに冷静さを取り戻し、建設的に対応する具体的な対処法を教えていただきたいです。

また、怒られた後にどのようにフォローアップすれば、上司からの信頼を回復できるかについてもアドバイスをいただけると助かります。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

加藤 賀子

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怒られたときは原因と対策をセットで伝えよう

入社してすぐでは仕事にも慣れておらず、激しく叱責をされると頭が真っ白になってしまいますよね。

上司にミスをしたことを伝えるときに、「すみません。ミスをしました」と伝えるだけになっていないか、振り返ってみてください。

この言い方よりも「すみません。自分の●●により、ミスをしました」とミスをした原因もあわせて伝えることが大切です。ミスをした原因を自分でわかっていないと、同じミスを繰り返します。

同じミスを繰り返さないために、原因を自分で把握しましょう。そうすると、怒られた後に、「今後は同じことが起こらないように○○に気を付けていきます」と改善点も伝えられます。

繰り返すミスを防ぐには、メモと内省が欠かせない

質問者さんの「また怒られてしまった」という発言からは、同じようなミスや確認漏れが続いている様子が感じられます。

自分がミスをする原因の把握やミスをしないための対策をとっていますか。まったく何もしていないというのであれば、質問者さんの仕事への取り組み方の意識を見直す必要があります。

入社して間もないので、いろいろなことを覚えて大変だとは思いますが、学んだことの手順などをメモしましょう。

ミスや確認漏れがあれば、次に同じことをしないように、どのような対策や改善が出来るのかを考えてください。もし怒られた瞬間は頭が真っ白になって考えることができなくても、仕事が終わった後に、自分と向き合って考えることが大切です。

上記のような時間をとっていくと、「また怒られる」ということも少なくなってくるのはずです。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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怒りの矛先は自分自身ではなく事柄であると考えよう

怒られると委縮してしまう気持ち、とてもよくわかります。

私自身も新入社員の頃の直属の先輩がとても厳しい先輩で毎日ビクビクしていたのをよく覚えています。

「あぁ、私はいつもだめだ……またがっかりされた……」と受け取ってしまうのは、上司の怒りの矢印が自分自身に向いていると思っているからです。

勘違いしてほしくないのは、上司はあなた自身を怒っているのではなく、あなたが起こしてしまったミスなどの事柄に対して怒っているということです。

まずは自分と事柄を切り離しましょう。

指摘は財産! 感情ではなく事実を見て問題点を把握する

次に、切り離した事柄に対して、上司と同じ視点で考えてみましょう。

たとえば確認漏れがあったとき、「なんで確認漏れをしちゃったんだろう……」と自分の視点で落ち込むのではありません。事柄を客観的に見ると、「このタイミングで確認できたはず」「この人への確認から先に始めれば良かった」と気付くことが出てくるはずです。

冷静に考えて、どうすれば良かったかに気付いた後は、次から同じ指摘をもらわないようにノートに書き留めて覚えておきましょう。

焦らず着実に今までの指摘を減らす意識を持つことで信頼も回復していきます。ミスした経験の蓄積はその後の財産です。指摘してもらえるうちにたくさん学びましょう。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

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