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上司に退職を切り出すのが気まずくて言えません。

転職先が決まり、次のステップに進みたい気持ちは強いのですが、上司に退職を伝えるのが気まずくて、なかなか行動に移せずにいます。

上司はとても優しく、私に期待して重要な仕事も任せてくれているため、「裏切ってしまうのではないか」「忙しい部署に迷惑をかけてしまうのではないか」と考えてしまい、切り出すタイミングを先延ばしにしてしまっている状態です。このままでは転職先への入社にも影響が出そうで焦っています。

退職を切り出す際の気まずさを乗り越え、円満に話を進めるためには、どのような心構えが必要でしょうか。

上司の印象をできるだけ損なわずに自分の意思を明確に伝える具体的な伝え方や、話す前の準備・手順について、アドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

加藤 賀子

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退職は裏切りではなく自分の人生のための選択

上司が気にかけてくれて、なおかつ期待もしてくれているとのことで、それはとても嬉しいことですよね。

そんな環境のなかで転職を選んだのには大きな理由があるのではないですか。自分の今後のキャリアを考えた際の決断だったのだと考えます。決断に至った理由を、しっかりと上司に伝えることが大切です。

転職先のためにも、上司に感謝と誠意を伝えよう

上司へは、以下の流れで誠実に伝えましょう。

①いつも気にかけていただきとても感謝していること

②この会社で自分が成長したと感じている点とお礼(具体的に)

③転職を選んだ大きな理由

④内定をいただきそこで頑張りたいと感じていること

⑤今まで育ててくれたお礼及び退職時期の相談

忙しい部署では、退職は引継ぎが終わってからになるかもしれません。その場合、退職時期が上司に伝えてから1カ月以上先になることも考えられます。

そうなると、せっかく転職先が決まっているのに、場合によっては転職先に待ってもらうことが難しくなり、内定が取り消しになる可能性も否めません。

気まずいからといって先延ばしにするのは、自分にも上司にも転職先にも良くないとまず意識してみてください。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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気まずいからこそ早めに伝えて応援してもらおう

お世話になっている上司に退職を切り出すのは気まずいですよね。

私が転職支援をしているときにも、「周りに迷惑をかけそうで……」と気遣うばかりに切り出せない人は多くいます。

ただ、気まずいからこそ早めに言ったほうが関係性も悪くならず、迷惑もかからずに済みます。あなたのことを本当に思っている上司であれば違うフィールドでも応援してくれるはずです。

言うのが遅くなればなるほどさらに話しづらくなるので、話さなければと思ったタイミングで行動に移しましょう。

事前に時間をもらって、遠回しな表現はせず堂々と伝える

ポイントは今までの感謝をしっかり伝えることです。

気まずさから遠回しな表現をしてしまったり、引き留められないためにやむを得ない事情を話そうとしたりする人もいますが、言い訳のようになってしまい誠意が伝わりません。

今までお世話になって良い経験が積めたからこそ次のステップに進みたい、という気持ちを堂々と伝えてください。

また、唐突に話し出さずに、話があると伝え、事前に2人で話せる時間をもらいましょう。メールや電話ではなく、15分でもいいので対面で話せる時間をもらうのがおすすめです。

切り出すまでは気まずいかもしれませんが、話してみると意外とあっさりと終わるケースも多いです。一人で考え込んで時間を無駄にせずに早めに伝えるようにしましょう。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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