Q
その他
女性
職場に嫌な人がいてストレスです。
職場の特定の人との関わりが原因で、強いストレスを感じています。その人と顔を合わせるのがつらく、出勤するのも憂うつです。仕事自体は嫌いではないのですが、毎日ストレスが溜まり、最近は体調にも影響が出始めています。
周囲に相談しても「どこにでも嫌な人はいるよ」と言われてしまい、我慢するしかないのかなと感じる一方で、「このままでは心がもたないのでは」と不安です。
このような状況で、ストレスを減らしながらその人と関わるにはどうすればいいでしょうか? また、「嫌な人がいる」という理由だけで転職を考えるのは甘い判断なのでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
嫌な人との関係改善をまず試みよう!
あなたの嫌いな人は、あなたに何らかのハラスメントをしてくるのでしょうか?
質問文からは判断できないので、やや厳しい意見になってしまいますが、ただあなたが「なんとなく生理的に嫌い、受け付けない」という理由で一方的に嫌っている可能性はありませんか。
もし嫌いな人があなたに明白なハラスメントをしてきているのであれば、まず本人にそれをきちんと伝えていくことが重要です。
ハラスメントをしていることにまったく気が付かない人は、残念ながら多く存在しますが、それはハラスメントをしている本人はまったく自覚しておらず、指摘されて初めて自覚し、その行動を止めるということもよくあります。
ここで詳しく解説はしませんが、アサーションという技法を少しでも学び、相手を傷つけることを少なくしながら自分の主張を伝えるようにしてみてください。
アサーションとは、一言で言えば「相手も自分も大切にする自己表現」のことです。相手に気を使いすぎて言いたいことを飲み込むのでもなく、逆に自分の意見を力ずくで押し通すのでもない、対等なコミュニケーションを目指す考え方だと覚えておきましょう。
それでも相手がまったく行動を変えないのであれば、そこで初めて会社に相談してみましょう。
性急な転職は避けストレス軽減に努めよう!
「嫌な人がいる」という理由だけで転職を考えるのは甘いとは言いませんが、判断として性急すぎる場合があります。
あなたが嫌いな人を一方的に敬遠するあまり、慌てて重大な決断や行動をとらないように気をつけてください。まずは少し時間をかけて、嫌いな人との関係改善や、自分のストレス軽減ができないかを考えましょう。
無理せず自分を守る選択肢を常に持とう!
職場の人間関係は、離職理由の大きな割合を占める深刻な問題です。嫌な人が原因で「辞めたい」と感じるほどのストレスを抱えている場合、その感情を否定せず、自分の心身を守るための適切な対処を考える必要があります。
まずは、現状が「働き続けられる範囲」なのか、それとも「心身に支障をきたす限界」なのかを冷静に見極めてください。無理をして働き続けた結果、自分自身を壊してしまっては本末転倒です。
自分を守ることは、人生において何よりも優先されるべきことです。
周囲への相談や異動で環境を自ら変えよう
具体的な対策としては、まず信頼できる上司や周囲の同僚、あるいは人事に相談し、客観的なアドバイスを求めることが大切です。
特定の人とのコミュニケーションを物理的に減らす工夫をしたり、状況によっては部署異動を希望したりすることも、現状を打開する有効な手段となります。
ただし、転職や異動を検討する際には、「嫌だから逃げる」という視点だけでなく、「次はどのような環境で、どう働きたいか」という前向きな目的をセットで持つようにしましょう。
今の状況が、たまたま特殊で過酷な環境に置かれているだけなのか、あるいは自分の捉え方次第で変えられる余地があるのかを整理しておくことが、次のステップで同じ悩みを繰り返さないための鍵となります。
「嫌な人」のために自分の人生を台無しにする必要はありません。配置転換や転職を選択肢に入れつつ、できるだけストレスを軽減できる方法を模索し、自分が納得して働ける場所を慎重に選んでいきましょう。
人間関係が原因で仕事に行きたくないと思っている人もいると思います。以下の記事では人間関係が嫌で仕事に行きたくないという状況から抜け出す方法を解説しています。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。






