Q

大学3年生
男性

面接で落ちるフラグを回避する方法はありますか?

就職活動中の大学生です。先日受けた面接で、手応えを感じられず、もしかしたら落ちるかもしれないと不安でいっぱいです。

面接が終わった後、「〇〇な質問がされたら落ちる」とか、「面接官の態度が〇〇だったら不採用」といった、ネット上に書かれている「落ちるフラグ」が気になって仕方ありません。

特に、面接中に面接官の表情が固まった瞬間や、質問に対して答えが詰まって沈黙が生まれてしまったことが頭から離れず、今もずっと焦っています。

客観的に見て、「これは不採用のサインだ」と言えるような、面接で落ちるフラグの具体的な例にはどのようなものがありますか? また、そのような状況になったとしても、すぐに気持ちを切り替えて次の面接に臨むために、どのような考え方をすれば良いかアドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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フラグは都市伝説だと思って! 不採用は誰でも経験するもの

「面接で落ちるフラグ」という話は、ほとんど都市伝説のようなものだと考えてください。

他人の感情や考えを正確に読み取ることは、そもそも不可能です。心理学的にも、「どう思われたのだろう」「相手はこう考えているに違いない」と過剰に気にしすぎる状態は、メンタルの疲労につながります。

「不安でいっぱい」「頭から離れない」「今も焦っている」という状況も、とても心配です。

就活を自己成長のチャンスととらえ、前向きな選択肢を増やそう

まずは、気持ちを切り替えましょう。「落ちてはいけない」「不採用になるのは自分に悪い点があるからだ」といった非合理的な思い込みを、少しずつ柔らかくしていきます。

「不採用は、誰でも経験するもの」「不採用があっても、最終的に入社先はちゃんと見つかる」「自分より優秀な応募者がいただけかもしれない」このような視点を持つことで、気持ちが軽くなるかもしれません。

ぜひ、考え方のレパートリーを増やしてみてくださいね。

就活は成長のチャンスと言われます。考え方が柔軟になったり、仕方ないと前向きな諦めを学んだり、ストレスとの付き合い方が上手になったり、いろいろな面で伸びしろがあります。より良い就職先との出会いは、まだこれからですよ。

国家資格キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

南 幸雄

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フラグは気にしなくて良い! 不安を次の面接に活かそう

面接時間の長さや面接官の反応の薄さ・質問の浅さが「落ちるフラグ」といわれていますが、これはあくまで噂であり、まったくもって不採用を決定づけるものではありません。

不安に思う気持ちはわかりますが、すぐ結果が出るわけではないので、過度に気にしないことが大切ですよ。

手応えを感じなかった面接は模試だと思って振り返ろう

不安に思う時間があれば、その面接を次の選考に活かすための糧にしましょう。

「うまく話せた質問は何か」「逆に詰まってしまった質問は何か」を具体的に振り返り、なぜ上手くいかなかったのかを分析し、「次はこう答える」を準備してみてください。不安を次の行動へのきっかけとして役立てることができます。

「今回の面接は模試だったのだ」と思うことも有用です。こうして気持ちを切り替えて、次の面接に向けて準備を始めましょう。

以下の記事では面接で落ちた際に考えられる原因を10選紹介しています。自分に当てはまるものがないか確認し、改善・対策に取り組んでいきましょう。

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

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